表裏が黒と白の石をひっくり返して勝敗を決めるオセロ。
しかし久しぶりに友達とオセロをやったり、アプリでオンラインオセロをやったりすると全然勝てないという人も多いはず。
オセロはルール自体は簡単なものの、実は意外と奥の深いゲームです。
本記事では「オセロで絶対に勝ちたい!」という人に向けてオセロの勝ち方11のコツを詳しく解説していきます。
レベル1・レベル2・レベル3にレベル分けをしているので、順番に実践してみてください。
きっと周りの友達に負けることはなくなりますよ。
オセロの勝ち方のコツ4つ|レベル1
まずはオセロの勝ち方のコツ|レベル1を紹介します。
隅を取ると有利に
オセロでよく「角」と呼ばれるところは実は「隅」が正しい呼び方です。
4つある隅に自分の石を置けると、基本的に有利になります。
なぜ隅を取ると有利になるのかと言うと、隅の石は絶対にひっくり返らない上、隅を起点として攻めることができるからです。
このような攻め方を「やすり攻め」と言います。
最初のうちは隅を取ることを考えましょう。
隅の1つ斜め内側にできるだけ置かない
自分が隅を取ると有利になるということは、相手に隅を取られると不利になってしまいます。
だから隅の1つ斜め内側にできるだけ置かないようにします。
自分の石を隅の1つ斜め内側に置くと相手に隅を狙われてしまうからです。
特に序盤で置くのは絶対にNGです。
最初からたくさん取らない
オセロは最後に自分の石の多い人が勝ちとなります。
しかし最初からたくさん取ると、後から不利になる傾向があります。
最初からたくさん取ると不利になる理由は、自分の石を置く選択肢が少なくなるからです。
選択肢が少なくなると、隅の1つ斜め内側に置かないと行けなくなってしまい、相手に隅を取られるという負の連鎖に陥ります。
だから最初は少なく取っていきます。
相手の石を1つだけ返すような手を考えましょう。
ただし全滅させられないように注意です。
辺を取り過ぎない
「オセロは辺を取った方が有利」というのはオセロの勝ち方で有名ですが、必ずしもそうではありません。
逆に最初の内は辺をなるべく取らないように注意してください。
辺を取り過ぎると外側に自分の石が集まりやすくなり、石を置く選択肢が減りやすいからです。
他に選択肢がなくなったら辺を取る、ぐらいにとどめておきましょう。
オセロの勝ち方のコツ4つ|レベル2
レベル1のコツがバッチリという人は、オセロの勝ち方のコツ|レベル2に進みましょう。
負けやすい2手目が存在
オセロの白番を持ったときは注意です。
黒番の1手目はどこに置いても同じですが、白番の2手目には負けやすい置き場所が存在します。
それは黒と白の石が並行の配置になるような手です。
他にも白の2手目は2通りありますが、これらはどちらも同じレベルの手です。
なぜ負けやすいことが分かるのかと言うと、オセロの分析では「評価値」といものがあり、それに基づいています。白番を持ったときは気をつけてください。
白にとって負けやすい形↓
自分の石を内側に(中割り)
少なく取ることに加えて、できるだけ自分の石が内側に集まるようにしましょう。
外側に集まると自分の手の選択肢が少なくなってきて、置きたくないところに置かなければなりません。
既に置いてある石によって周囲を囲まれている、内側の石を返すような手を「中割り」と呼びます。
この中割りの手を狙うことが大切です。
3手先を考えて
慣れてきたら少し先を読んでみます。
3手先で自分の石を置く選択肢が減っていないか、不利にならないか、中割りを相手に取られないか、など気をつけて読みながら石を置いていってください。
先を読むことでよりオセロを楽しめますよ。
相手の置きたい場所を先取り
相手の良い置き場所を潰すことも勝ち方のコツの1つです。
オセロでは自分の石を内側に集めた方が基本的に有利なので、相手が内側の石を返す場所に先に自分の石を置いてしまうことも良い手となります。
相手にとっても自分にとっても良い場所は絶対に先取、相手だけにとって良い場所もできるだけ取るようにしましょう。
オセロの勝ち方のコツ3つ|レベル3
レベル3のコツまで実践して慣れてきたら、オセロの勝ち方のコツ|レベル3に進みましょう。ここまでできたら、友達と何回やっても負けません。
偶数理論を活用
白番のときの終盤は偶数理論が効果的です。
偶数理論というのは残りのマスのかたまりが、偶数空きのとき相手に先に打ってもらい、自分が後から奇数空きに打つという戦略。
オセロは黒・白・黒・白・・・と進んでいくので、偶数理論は白が使う理論です。
最後に石をおける白の方が石が多く残りやすくなります。
だから白番のときにはできるだけ偶数理論を使えるように、黒番のときには偶数理論を阻止できるように終盤まで運ぶことで勝つことができます。
白は周りが白石だけで囲まれた奇数個の空きを作ってしまうと、偶数理論が崩れてしまいます。
相手だけからおける奇数個の空きを作るときは要注意です。
定石暗記
オセロにも将棋と同じように定石が存在します。
序盤は定石を覚えておくと最善の手を打てるので中盤・終盤も有利になりやすい傾向にあります。
定石は何種類もあるので自分に合った定石を詳しく覚えることもありですね。
良い形・悪い形が存在
オセロの配置には良い形と悪い形が存在します。
例えば「ウイング」と呼ばれる形は自分が隅を取ると相手にも必ず隅を取られてしまう形です。
逆に「ピュア山」と呼ばれる形は比較的良い形で、一般的に強いと言われています。
良い形・悪い形をある程度覚えると手を選ぶときの参考になります。
ウイング(ピュアウィング)↓
黒がa8の隅を取ると白にb8に潜られて下辺とh8の隅を取られる可能性があります。
また一色のウイングはピュアウイングと呼ばれています。
ピュア山↓
ピュア山は活躍することが多めです。作るチャンスがあれば作ってしまいましょう。
アプリでオセロの勝ち方のコツを実践しよう
オセロの勝ち方のコツが分かったらさっそく実践です。
実践するときにおすすめのオンラインオセロアプリを紹介します。
オセロクエスト
オセロクエストはオンラインオセロアプリです。iPhoneとAndroidのどちらでも使用できます。
級や段位があるので自分のレベルアップが目に見えてどんどんやる気になります。
また、オセロの観戦もオンラインでできるので、段の上の人たちの強い打ち方を参考にできます。
オセロの歴代世界チャンピオンも多く参加しているので、非常にレベルの高い試合が多数です。
あと比較的広告が少なくて、課金や広告視聴をしなくても無限に対戦できるところが魅力です。
ぜひ使ってみてください。
まとめ:オセロの勝ち方のコツ
本記事ではオセロの勝ち方のコツについて解説しました。
レベル3では専門用語のような言葉もあり、難しいと感じた人も多いかもしれません。
まずは「序盤は少なめにとる」ということを意識してみてください。
きっと今までとは違う見方でオセロを楽しむことができます。
オセロは簡単で誰でもできるゲームですが、本当に奥が深いゲームでもあります。
オセロの勝ち方のコツを参考にして、まずは周りの友達から勝利を奪い取りましょう。