リケジョまなのブログ

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オセロの中割りのコツは?中割りできないときの対処法も紹介!

オセロを極め始めた人なら「中割りが良い手である」と一度は聞いたことがあるでしょう。

しかし、中割りが良い手であることはわかっても、あまり使いこなせていない人も多いはず。

 

そこで本記事では、中割りのコツや中割りができないときの対処法を紹介していきます。

オセロを始めたばかりで中割りのコツが知りたいという人はぜひ参考にしてください。

 

 

オセロの中割りとは?

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中割りとは、ひっくり返した石の周りがすべて他の石で囲まれるような手のことです。

言い換えると、自分のひっくり返した石が次の相手の手でひっくり返されないような手のことです。

完全な中割りの手では開放度が0となっています。

上の図で>>を押すと盤面が進みますが、2回押せるので黒、白と進みます。

これは、黒が中割りの手を打った後、白も中割りの手を打っています。

返される石が他の石に完全に囲まれていて、開放度も0です。

 

なぜ中割りは良い手なのか?

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そもそもなぜ中割りは良い手の言われるのでしょうか?

オセロで重要なのは自分の打てる場所を減らさないことです。

自分の打てる場所を減らさないためには自分の色の石ができるだけ外側にないようにすればOKです。

 

つまりオセロでは自分の色の石を内側に集めることで、ゲームを有利に運べます。

中割りが良い手なのは、自分の色の石を内側にまとめられるからです。

 

中割りの手を打てば自分の打てる場所をほとんど減らさずに済みます。

逆に中割りでない手は、外側の石をひっくり返すことになるので、打てる場所を減らしてしまいます。

 

オセロの中割りのコツ

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オセロで中割りが良い手であることは知っているけれど、コツがわからないという人も多いはず。

ここでは自分が中割りの手を打つコツはもちろんのこと、相手に中割りをさせないコツも紹介していくので、ぜひご覧ください。

 

自分が中割りをするコツ

中割りをするコツは、

  • 一方向で返せる手を探す
  • 開放度理論を使う

です。これらは中割りが探せないときのコツです。

中割りはひっくり返した石の周りが他の石で囲まれるような手なので、1方向返しのことがほとんどです。

 

だからまず1方向返しを探します。

また1方向返しは中割りでなくても、良い手であることが多数です。

 

それでも見つからないときは開放度理論を使いましょう。

完全な中割りの手は開放度が0の手です。

時間があるときは中割りっぽい手の開放度を計算してみてください。

 

開放度が0であれば最高ですが、1や2でも比較的良い手なので打っても良いでしょう。

ただしいつも開放度を計算していると面倒なので、開放度理論は徐々に使わないようにしてください。

 

相手に中割りをさせないコツ

相手に中割りをさせないこともオセロでは重要です。

相手に中割りをさせないコツは

  • 相手の中割りの場所に自分が打つ
  • 相手の中割りを消す

です。

 

相手の中割りの場所に自分が打ってもさほど悪手でないときは、打ってしまっても問題ありません。

自分で打つと悪手になる場合は、相手の中割りを消すような手を打ちましょう。

 

また、相手に中割りがあっても自分も他の場所に中割りがあれば無理に相手の中割りを無理に阻止しなくても大丈夫です。

中割りを阻止する例↓

上の盤面の次の黒の一手は白の中割りを阻止する手が最善手です。

黒の最善手はc7。

白のd7の中割りを阻止しています。

 

c7を打つことで、白のd7は完全な中割りではなくなります。

白がd7に置くとd6もひっくり返るからです。

>>を押して確認してみてください。

 

オセロで中割りができないときの対処法

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中割りがないときにどうすれば良いの?と困っている人もいるでしょう。

そんなときの対処法は主に次の通りです。

  • 将来の中割りの手を作る
  • 相手の中割りを潰す
  • 辺で手数を稼ぐ

オセロが奥が深く一概に「これをすれば絶対勝てる」ということはありません。

そのためこれらの対処法は一例です。

 

ただし中割りの手がなくても形勢を保たなくてはなりません。

自分にとって良い手がなければ、後から中割りを狙えるような手を打ったり、相手の良い手を悪化させるような手を打つことで形勢を保てます。

また手数を稼いで相手の出方を待つ「手待ち」もありですね。

 

オセロの中割りを活用した練習問題

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オセロの中割りの考え方を使って次の盤面の最善手を見つけましょう。

まず自分で考えてから、>>を押して確認してみてください。

 

問題1:黒番

解説

最善手はd7。綺麗な中割りの手です。

他の手は中割りでなく、ぱっと見ても良い候補があまりないので、d7で先を読んで問題がなければOKでしょう。

 

問題2:黒番

解説

最善手はg4。

これも綺麗な中割りの手です。

辺で黒と白と隣同士になっていますが、手数を稼ぐために急いで取る必要はありません。

白が辺を取っても、白にとって良い手ではないからです。

とりあえず中割りの手で問題なければ中割りを打ちましょう。

 

問題3:白番

解説

最善手はf1。これは先の中割りを狙う手です。

f1に打つことでf2の石が返り、b6の中割りを狙うことができます。

f1→b1→b6と進む一択です。

 

まとめ:オセロの中割りを使いこなそう

本記事では中割りについて詳しく解説しました。

中割りはオセロで強くなるために必要な知識です。

また慣れてきたら自分の中割りを探すだけでなく、相手の中割りを潰すことも考えましょう。