オセロのルール、挟んだら石をひっくり返すことは知っているけれど詳しい公式ルールはわからないという人も多いのではないでしょうか?
オセロでは初期配置やパスについて細かく公式ルールが定められています。
本記事ではオセロのルールが全くわからないという人にもわかるように説明していくのでぜひ最後までご覧ください。
公式ルールを知っていると、よりオセロを楽しめるようになりますよ。
オセロをするために必要なもの
まずルールを知る前に、オセロをするときに準備するものを紹介します。
まず、次の2つを準備しましょう。
- 64(8×8)マスの盤 1個
- 表裏が黒と白の石 64個
最近ではオセロの無料アプリが多くリリースされていて、今すぐにでもオセロを楽しめます。
気軽に楽しみたい人はアプリがおすすめです。
本格的にオセロを始めたい人はオセロ盤を買うことをおすすめします。
なぜならアプリだけでプレイしていると、オセロ大会に出たときに返し忘れをよくしてしまうからです。
「返し忘れなんてしないよ」と思っていても、高段者でさえ大会という緊張の場になると返し忘れをしてしまうことは結構あります。
また、基本的にオセロ盤には石が付属しているので、別々に買う必要はありません。
オセロの公式ルールを解説
オセロの公式ルールをわかりやすく解説していきます。
パスや勝敗の決め方も詳細に説明します。
基本ルール
オセロは2人でプレイするゲームです。
どちらかが黒、もう一方が白を持ちます。
そして交互に石を置いて、挟んだ違う色の石をひっくり返します。
縦・横・斜めで挟んだ石を全てひっくり返します。
下の図で>>を押しいくとゲームの流れがわかりやすいでしょう。
初期配置
オセロの初期配置は以下の図のように、黒と白が斜めになるように配置します。
実は黒と白で配置の場所が決まっていて、下の図のように黒を左下に置くのが正しい初期配置です。
先手
公式ルールでは先手が黒と決まっています。
黒から始まり、パスが発生しなければ黒・白・黒・白・・・と進み白が最後に打つことになります。
パス
パスは打てる場所がない場合だけ使用できます。
置ける場所が残っている場合は、置きたくない場所でも置かなければなりません。
下の図の場合、白番ですが白に置けるところがないのでパスとなります。
>>を押すとわかりますが、白は終局まで置ける場所がなく3回連続でパスです。
勝敗
オセロは盤面が全て石で埋まる・どちらも置ける場所がなくなったら終局です。
最後に自分の石が多い方が勝ちとなります。黒と白が同じ数の場合は引き分けです。
オセロ大会に参加するときに注意すべきルール
ここでは公式ルールに追加で、大会に参加するときに注意が必要なルールを紹介します。
大会に出る前にぜひ確認してください。
引き分けあり・なし
大会では完全に勝敗を確定するため、引き分けでも勝敗を決める場合があります。
ルールは大会によって様々ですが、「引き分けのときは黒勝ち」となることがほとんどです。
このように、引き分けでも完全に勝敗を決めるルールを「引き分けなし」と言います。
引き分けをそのまま引き分けと扱う場合は「引き分けあり」と言います。
伏せ石
大会ではどちらが黒か、どちらが白かを決めるために「伏せ石」を行います。
伏せ石とは、1人が1つの石をテーブルに置いて手で隠し、もう一人が「上」「上が黒」などと言って色を決める方法です。
基本的に石を隠すのは、段がより高い人です。
伏せ石は大会によって主に2種類があります。
- 「上」と言ったら上の色、「下」と言ったら下の色を持つ。
- 「上が黒」「下が白」と色を当てるように言って、当たったら「色を選ぶ権利」または「引き分け勝ちの権利」を選べる。外れたら石を隠した方が権利を選ぶ。
1つ目の伏せ石は「引き分けあり」、2つ目の伏せ石は「引き分けなし」のときにそれぞれ使用されます。
2つ目で「引き分け勝ちの権利」を選んだ場合は相手に「色を選ぶ権利」が渡ります。
ここで相手が黒を選べば、「引き分け勝ちの権利」を選んだ人は珍しい「白引き分け勝ちの権利」を得ます。
ルールを覚えておくことは大切ですが、大会の伏せ石でわからないことがあればその場で聞いてしまえば大丈夫です。
ほとんどのオセラーが丁寧に教えてくれるはずです。
対局時計
対局時計は大会のときに必ず使われます。
自分の石を置いてひっくり返したらボタンを押します。
最初は白の人が始めに対局時計を押して、黒の人が1手目を打って始まります。
持ち時間は1人20分のことが多めです。
石の返し忘れ
大会ではオセロ盤を使うので返し忘れが意外と多く発生します。
自分が返し忘れた場合、対局時計のボタンを押す前であれば修正できます。
ただし対局時計のボタンを押した後は相手の判断によります。
相手が気づいて修正を求めてきたら修正します。
相手が何も言ってこなかったら、自分は修正できません。
逆に相手の返し忘れに自分が気づいたら対局時計のボタンを押して修正を促せます。
ただし返し忘れは気づいても必ずしも修正させる義務はありません。
義務はありませんが、後からの振り返りがしづらいので気づいたら修正を促すことをおすすめします。
パス
パスは石を置く場所がなくなったら使用できます。
相手が置ける場所があるのにパスをしているときは、対局時計のボタンを押してから教えてあげましょう。
ただし返し忘れと同様、教える義務はありません。
自分が指摘されたときは焦らず、修正すればOKです。
まとめ:オセロの公式ルール
本記事ではオセロのルール・公式ルールを解説しました。
細かく説明しましたが、気軽に楽しみたい人はルールをなんとなく把握しておけばOKです。
大会に出たいと考えている人は日頃から公式ルールでプレイして慣れておくことが大切です。
ぜひ公式ルールでオセロを楽しんでください。
ルールを忘れた際はまたこの記事で確認しましょう。