リケジョまなのブログ

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【理系のための】地理Bの効率的な勉強法|共通テスト8割を目指す

国公立大学理系を目指す人の中には

「共通テスト地理Bは時間をかけずに良い点取りたい」

「どうしたら7割・8割取れるのかな」

と思っている人が多いのではないでしょうか?

 

私もそう思っていた受験生の一人でした。

理系なら数学や理科に時間を割きたいと思うのは当然。

 

理系の受験生は、地理Bなんてひょいひょいと7割・8割取れれば十分です。

共通テストと二次試験の点数を合計したときに、共通テスト地理Bの割合はほんの少しだからです。

5%くらいになることだってあるでしょう。

 

そこで今回は理系のための地理の効率的な勉強法を紹介します。

私はこの勉強法でセンター地理B 87点を取り、国公立理系に現役合格しました。

そのため、多少の信頼性はあると思います。

 

 

地理B勉強の前に準備するもの

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まず効率的な勉強をするためには、準備が必要です。

次の4つを準備してください。

  • 参考書1冊
  • 共通テスト(センター)過去問
  • ノート
  • 時計

他には資料集や地図帳もそばに置いておくと調べる際に便利ですが、とりあえずはこの4つでいいでしょう。

 

地理B全範囲を一通り学習できる参考書を1冊、用意します。

後ほどおすすめ参考書を紹介するので、参考にしてください。

 

共通テスト(センター)地理Bの過去問を最低でも10年は必要です。

共通テストとセンターで大きな違いはないので、センター過去問で問題ありません。

さらにセンターは一年一年よく考えられているので、良問揃いです。

 

ノートは解答をメモしていくためなので、ルーズリーフでもコピー用紙でもなんでも構いません。

ただし後からまとめて見られたほうが、復習しやすいとは思います。

時計は共通テスト(センター)過去問を解くとき際に、必要となります。

 

【理系のための】地理Bの効率的な勉強法

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効率的な勉強法は次の2手順です。

  1. 参考書を一通り覚える
  2. 過去問を解く

 

1.参考書を一通り覚える

参考書を一通り覚えます。

おすすめなのは、「1回最後まで読んでから覚え始める」やり方です。

1回全体を読まずに覚え始めると、先の見えないつらい状況になるからです。

 

最初は覚えようとせず、1回読んでみてください。

電車やバスの中で構いません。

 

1回読むときには、

「そういえば、学校の先生言ってたな」

「これ初めて知った」

などと授業の内容を思い出したり、新しい知識を発見できたりします。

 

そして1回最後まで読んだらもう一度最初のページから始め、覚えていきます。

細かい区切りごとに覚えたら、目を閉じて思い出せるかやってみましょう。

 

例えば、アメリカの農業の範囲を覚えたとします。

頭の中で地図を思い浮かべて、「コーンベルトはこのあたりで、コットンベルトはあのあたり、小麦粉はどこだったけな」と一度思い出してみてください。

8割くらい思い出せたら次の範囲を覚えましょう。

 

これで短期記憶に保存できたことを確かめます。

もし確認しないと、短期記憶に入らず、長期記憶にはもちろん入りません。

参考書は全体の8割くらい、だいたい覚えたかなぐらいでOKです。

 

2.過去問を解く

参考書をだいたい覚えたら共通テスト(センター)過去問を解いていきます。

解いて丸付けしたら解答・解説を読み込みます。

間違っていた問題はもちろんのこと、合っていた問題も、他の選択肢がなぜ不正解なのか確認しましょう。

 

解説を読んだときに「え?そうなの?」と思うことがあれば、参考書で確認し、ついでに補足情報も覚えます。

参考書で詳しく説明されていなければ、資料集や地図帳も使います。

特に知らない地名が出てきたときは、地図帳で場所を確認してください。

 

過去問以外の問題集を解く必要はありません。

過去問が本番の試験に一番似ていて、良問揃いだからです。

ただし、本番直前に腕試しで予想問題集を解くのはありです。

 

地理Bを勉強するときに気を付けること 

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ここでは地理Bを勉強するときに気を付けることを3つ紹介します。

 

勉強開始は3年生4月から

地理Bは3年生の4月から勉強を始めてください。

早めに勉強を始めて模試で良い点が取れるようになれば、自信と余裕が生まれるからです。

そして数学や理科の勉強に好きなだけ時間を割けます。

 

「地理は夏・秋からで間に合う」という人もいますが、そんな危険なことをする必要はありません。

特に、秋に間に合わない、やばいとなって地理ばかりやるのは非常にもったいない。

秋は数学や理科の基礎が定着していて、難しい問題や二次試験の過去問を解くことに時間を割きたい時期だからです。

 

過去のデータに注意

共通テスト(センター)過去問を解くと、現在のデータと過去のデータが違う場合があります。

あれ?と思ったら、参考書や資料集を確認するようにしてください。

過去のデータだから地理Bの過去問を解く意味はない、というわけではありません。

地理Bの問題はデータ問題ばかりではないですし、参考書や資料集で確認することで覚えなおせることもあるからです。

 

定期テストを大事に

学校の定期テストで高得点を取ることは、共通テスト地理Bで高得点を取ることにつながります。

言ってしまえば、定期テストで80点・90点くらいを継続的に取れている人に、参考書は必要ありません。

基礎・知識が頭に入っているので、いきなり過去問を解いてしまいましょう。

参考書で覚える作業を省けるくらい、定期テストで点を取ることは大切なのです。

 

地理Bのおすすめ参考書1選

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共通テストで効率的に点を取るなら、正直言ってこの1冊が最強です。

長年、定評のある参考書です。

カラフルかつ図や表が鮮明で見やすいデザインが特徴。

共通テスト専用の参考書なので、情報に無駄がありません。

少し分厚いですが、「これを持っていれば共通テストは大丈夫」という一冊。

 

まとめ:理系なら地理は最短で高い点を取ろう

今回は理系のための地理の効率的勉強法を紹介しました。

紹介した2ステップで共通テスト地理Bは70点・80点取れるようになります。

 

ただし、いくら効率的な勉強法で勉強しているからと言ってすぐに点数が上がるわけではありません。

点数がすぐに伸びなくてもめげずに、勉強し続けてください。