みなさんは雑談、得意ですか?
私はあまり得意ではありません。
あまり親しくない人と2人でいるときに、高い確率で無言の時間が流れてしまいます。
なんだか気まずい、、、
そこで読んでみた本が『超雑談力』です。
今回は『超雑談力』を読んで印象に残った3つのポイントを解説していきます。
「『超雑談力』でどのような本なの?」「雑談がうまくなりたい!」という人はぜひご覧ください。
『超雑談力』を3つのポイントで解説
『超雑談力』で印象に残った3つのポイントは次の通りです。
- 「趣味は何ですか?」はNG
- 雑談はラリー
- 自分に近い話題を話す
一つ一つ簡単に説明していきます。
「趣味は何ですか?」はNG
初対面の人と仲良くなりたい、会社の人と良好な関係を築きたいと思ったときに、つい言ってしまうのが「趣味は何ですか?」
相手がどのようなことが好きなのか、休みの日は何をしているのか知れて、話が盛り上がりそうです。
しかし「趣味は何ですか?」と聞かれるとなんだか仰々しく感じてしまいます。
「好きだけれど趣味といえるほどではないしな、、、」と相手は困惑。
またマイナーな趣味を勇気を持って答えたのに、相手がたいして興味を持ってこなかったら、なんだかプライベートを覗かれただけに思ってしまいます。
「趣味は何ですか?」よりも使えるのは「今ハマっていることはなんですか?」
これなら気軽に答えやすいですし、プライベートに踏み込まれすぎません。
「最近とあるYouTuberの動画をよく見ていて、、、」
「最近はこのマンガをよく読んでいて、、、」
「趣味はYouTubeを見ることです」はなんだか言いづらいですが、「最近はYouTubeを見ることにハマっていて」だと一気に答えやすくなります。
「趣味」よりも「ハマっていること」のほうが雑談に向いているようです。
雑談はラリー
どのような話にもオチをつけたくなってしまいますが、雑談でおもしろい話をする必要はないようです。
笑いを取るよりも会話のラリーを続けることが大事。
「おもしろい話をしよう」「有益な話をしよう」と言う気持ちは雑談において不要。
あとは「結論を言うと」「要するに」などど話をまとめると、雑談は終わってしまいます。
おもしろくなくてもムダだと思ってもラリーを続けることに意味があるようです。
オチのない話をしづらいときは「オチのない話していいですか?」と最初に言っておくと、ハードルが下がって話しやすくなります。
自分に近い話題を話す
バイト先の先輩、会社のえらい人のと話すときに、ニュースや時事問題を取り上げることよくありますよね。
えらい人と話をするときほど「ニュースで見たのですが」「政府がもっと動くといいのですが」とビジネスっぽい話をしがちになります。
しかしこのようなニュースや時事問題は雑談には不向きなようです。
「最近はタピオカが流行っているらしいですね」
「そうなんですね」
「、、、」
相手がタピオカに興味がなければ終わってしまいます。
雑談に向いているのは、自分に近い話題です。
経験談やエピソードのほうが話が盛り上がりやすく、会話のラリーが続きます。
また体験したことは感情も乗せて話しやすくなります。
「タピオカ屋さんの行列がズラーッと凄かったんですよ」
「そうなんですか」
「3時間待ちでくたびれました笑」
「それは大変でしたね、私も先日激混みのラーメン屋さんに行ってー」
自分の体験談を話して、相手が新たな話を持ってきたらグッド。
あとは「えー!」とか「おー」とか相槌を打ちながら聞くだけです。
『超雑談力』まとめ
今回は『超雑談力』を読んで印象に残った3つのポイントを解説してみました。
雑談があまり得意でない私ですが、本書でNGとされる話し方しているな、と思うことが多かったです。
紹介したのはほんの一部で、ほかには「私もです」とアピールはNG、話を前に進めるだけでなく戻すといい、など説明されていました。
「会話中の沈黙の時間が気まずい」「雑談のうまい人になりたい」という人は読んでみてください。
目次
1章 基本の7ルール
2章 初対面編
3章 知人/飲み会編
4章 職場/ビジネス編
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