オセロをやっていると残り数マスのところで間違えて負けた、、、ということもあるのではないでしょうか?
そんなもったいないミスをなくすためにも身につけたいコツが「カウンティング」です。
終盤の残りマスが少ないところでは、実際に数えてしまったほうが確実ですよね。
本記事ではオセロのカウンティング方法をわかりやすく解説していきます。
オセロの終盤でミスをしたくない、オセロが強くなりたい、という人はぜひ参考にしてください。
オセロのカウンティングって何?
オセロの「カウンティング」とは、終局したときに自分が勝てるのか、実際に頭の中で石数を終局まで数えることです。
勝てそうな打ち筋があっても本当に勝てるのかきわどいときがありますよね。
勝てそう!と思って打っても2石負けしてしまうことはよくあります。
そんなことがないためにも実際に数えてしまおう、という方法がオセロの「カウンティング」です。
オセロのカウンティングを身につければ終局に至るまでの早い段階で勝ちを確信できます。
逆に勝てると思っていた打ち筋が負けてしまうことに気付き、他の勝ち筋を早い段階で探すこともできます。
とにかく、オセロのカウンティングを身につけることは得しかありません。
オセロで強くなりたい人にとっては必須のスキルです。
カウンティングの基本
さっそくオセロのカウンティングの基本を紹介します。
オセロのカウンティングの基本は、
(増えた自分の石の数) - (減った自分の石の数)です。
少し注意が必要なのは、自分の置いた石はカウントして、相手の置いた石はカウントしないことです。
自分が石を置いたら1石増えますが、相手の置いた1石は自分の石の増減に関係ありません。
そんなのあたり前じゃん、と思った人は大丈夫ですね。
は?と思った人は次の実践で考えてみましょう。
カウンティングの実践
次の盤面で見てみましょう。
黒番です。
偶数理論にはまってしまいましたが、黒g8から数えて勝てるか確認したい!
という状況です。
まず、現在の盤面の黒石を数えます。
このとき、縦列ごとに数えると数えやすくなります。
a列から5+2+2+4+5+4+6+7=35石
この石数を頭の片隅に置いておきます。
そして石の増減を数えていきます。
まず、黒がg8に打つと
+2石
白が偶数理論に沿ってh7に打つと
+2-4=-2石
黒はb8しか打てません。
-2+7=+5石
最後に白がa7と打って
5-7=-2石
最初の局面で黒がg8に打つと、増減が-2石とわかりました。
最初に数えた石数と計算すると
35-2=33石。
これなら勝てそうですね。
実は最初の局面で黒はa7に打ったほうが石数が稼げます。
34-30で勝てるのでぜひ数えてみてください。
(ヒント:黒がa7のあと白は3連打、でも黒勝ち)
時間があるときはできるだけ石損をしないように、考えられる打ち筋を数えて一番石数の多い道を選びましょう。
また、オセロのカウンティングには少し想像力が必要です。
最初は苦しいかもしれませんが徐々に慣れていきます。
頑張りましょう!
まとめ:オセロでカウンティングを身につけて強くなろう
本記事ではオセロのカウンティング方法を紹介しました。
カウンティングに慣れないときは時間がかかってしまうし、ミスしたりしてしまいますが、少しずつ慣れていきます。
逆に面倒くさいからと言っていつまでも適当に打っていると、もったいないことをし続けるばかりです。
(私がそんな感じなので気をつけたいですね、、、)
世界のトッププレイヤーは必ず、カウンティングの正確性とスピードに優れいています。
少しずつカウンティングに慣れていって、速く正確に最善手順を選べるようにしましょう。
日頃から詰めオセロで練習するのがおすすめです。
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