「普段読書しないけれど、大学生のうちに読書しておいたほうがいいのかな」と迷っている大学生は多いでしょう。
そこで今回は大学生のどれくらいの人が読書をしているのか、大学生が読書をするメリットは何か、などを説明していきます。
ちなみに、私は月に5冊ほど本を読む大学生です。
少ないと思われるかもしれませんが、逆に現在本をまったく読んでいない人でも親近感を感じられると思います。
大学生の約50%が本を読まない
画像出典元:第56回学生生活実態調査
2020年の10~11月に実施された第56回学生生活実態調査から、47.2%の大学生が読書をしていないことがわかります。
つまり約50%の大学生はまったく本を読まない、ということです。
「半分の大学生が読書していないなら自分も読書しなくていいか」と考えるか、「半分の大学生が読書しているなら自分も読書しようかな」と考えるかは人それぞれだと思いますが。
やっぱり読書したほうがいいの?
もし興味があるなら、読書を習慣にすることはおすすめです。
なぜなら楽しいから。
現在は「本を読んだほうがいい」と聞いただけで、あまり乗り気ではないかもしれませんが、いざ読んでみると本のおもしろさに気づけると思います。
しかも本を読むことにはメリットしかありません。
本を読んで損することはないのですから、興味のある本を見つけたらどんどん読めばいいだけです。
たくさん読むことがが難しいなら、月1冊でもいいのです。
月1冊を4年間読み続けたら48冊です。
約50%の大学生と比べて、本48冊分の知識の差がつきます。
これってかなり大きな差ではないでしょうか?
これ以上ごり押ししても、本のおもしろさは読んでいる人にしかわからないと思うのでやめておきます。
大学生が読書するメリット
そもそも、本は楽しいから読むものです。
メリットがどうのこうの、という話ではありません。
しかし、多くの人はメリットを感じないと読書をするきっかけがありません。
過去の私もそうでした。
読書は好きでも嫌いでもないけれど、すごい人たちが「大学生は読書したほうがいい」って言っているし、とりあえず読んでおくかという程度でした。
結果的に「本っておもしろいやん」と思い、読書し始めてよかったなと感じています。
読書にメリットがあるのは間違いないので、それらを紹介して、みなさんが本を読み始めるきっかけになればと思います。
今回はビジネス本を読むことを前提としてみます。
知識が増える・視野が広がる
本の一番の面白さは、自分の知らないことを知れることだと思います。
読み始めてから、「この人はこんなことを考えているのか、自分には思いつかなかった」と思うことが格段に増えました。
しかも本を書くような人たちはすごい人ばかりであり、一部ではありますがその人たちの人生をたった数時間で知ることができます。
彼らがどのように苦労して成功を収めたのか、彼らは日頃から何を意識して生活しているのか、わかるのはとても勉強になります。
数冊読んでみるだけでも新しい知識を得られ、視野が広がるのを実感できるでしょう。
と同時に、多くの本で同じ知識が紹介されていれば、それだけその知識は重要だともわかります。
信頼性の高い情報が得られる
現代を生きるみなさんは「知識ならネットやテレビで得られるじゃん」と思うでしょう。
たしかにそうです。
ニュースは情報が早いですし、今の時代わからないことがあればググれば一瞬です。
しかしそれらネット・テレビの情報は信頼性が低い。
今みなさんが読んでいるこの記事だって、所詮大学生が書いているものです。
信頼性もくそもないじゃないですか。
対して本は違います。
100%信頼できるわけではないですが、本はあらゆる人の目を通り時間をかけられて作られています。
その辺に転がっている情報よりかは、信憑性が高いです。
語彙が増える
日頃から多くの言葉に触れることで、自然と使える語彙が増えていきます。
語彙は知っていれば知っているほど、表現の幅が広がります。
つまり言いたいことがイメージ通りに伝えやすくなるのです。
大学生の身近なところだと、大学でレポートを書くときやプレゼンするとき、就活のエントリーシートを書くときや面接のときなどに役立ちます。
就活で話せる
一番現実的で直接的なメリットはこれかもしれません。
「最近読んだ本は何ですか?」「印象に残っている本は何ですか?」と面接で聞かれたときに、習慣的に読書している人と面接のためだけに答えを用意している人の差は大きく出ると思います。
面接のためだけに用意している人は、ネットなんかでちょろっと調べてその一冊について話すしかありません。
しかし読書が習慣になっている人は、ある一冊を選んだとしても「他の本にはこういうことが書いてあって」と比較したり、「普通の本には書いていないような内容だから」と印象に残った理由などを自信を持って話せます。
読書してますよ感を出す必要はないと思いますが、読書していることがにじみ出るのは面接官にいい印象を与えること間違いなしです。
おすすめの本は?
「なんかおすすめの本ない?」と聞きたくなる人もいるでしょう。
ここではあえておすすめしません。
なぜなら自分がおもしろそうだなと思った本を読むのが、一番読書を楽しめるからです。
人からおすすめされた本を読むのは、なんだか受け身です。
それにおすすめした本がさっそくつまらなかったら、「読書っておもしろくないじゃん」となり本を読むことををやめてしまうかもしれません。
みなさんの大事な読書機会を奪ってしまいます。
ネットや本屋で探せば1冊くらい興味のある本が見つかるはず。
まずはその本を読んで、読書世界に入ってきてください。
大学生で読書するならサブスクでお得に
読書することのデメリットを無理やり挙げるなら、本を買うためにお金がかかることかもしれません。
ただこのデメリットは、図書館の本を借りたり、サブスクでお得に読んだりすれば簡単に解決できます。
ここでは本がお得に読める、おすすめのサブスクを紹介しておきます。
Kindle Unlimited
月額980円で200万冊以上が読み放題。
毎月1冊読めば元が取れる。
ちなみに、Kindle端末がなくてもスマホ・iPadでKindle本は読めます。
Amazon Kindle Unlimited 30日無料体験
Prime Student
月額250円で1000冊以上が読み放題、しかも映画も見放題、音楽も聴き放題。
本が少なく思えるかもしれないが、十分多い。
私も利用しています。
まとめ:迷うくらいなら何冊か読んでみよう
今回は大学生に読書することをおすすめしてみました。
本を読んで損することはないので、迷うくらいなら何冊か読んでみるといいと思います。
おもしろいと思えば読み続ければいいし、つまらないと思えばやめてしまえばいいのです。
大学生向け記事