リケジョまなのブログ

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理学部が就職できないと言われる理由|普通に就職できますよ

ネットで理学部のことを調べると、

「理学部は就職できない、コスパ悪い」「就職無理学部」などと散々書かれていることがあります。

(理学部の一人として、あまりいい気分ではありませんね、、、。)

そこで、なぜ理学部が就職できないと言われるのか考えてみました。

理学部なので笑。

 

 

理学部が就職できないと言われる理由

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理学部が就職できないと言われるようになったのは、次のような理由があると考えました。

 

進学率の高さ

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進学率が高いと、もちろん就職率は低く見えますよね。

私の大学では8~9割の人が大学院に進むので、学部卒の人の就職率は計算上1~2割となってしまいます。

これは極端な場合ですが、すべての大学の理学部を見ても他の学部より大学院への進学率は高い傾向にあります

 

大学院に進むことを考慮せず、就職率だけを見る人は「理学部就職できない」と思うでしょう。

(世の中には「大学院?何それ?行く意味あるの?」みたいな人もいますから。)

院卒業後も大学に残って研究する人が他の学部に比べ多くいるので、大学院卒の就職率も低く見えます。

 

研究者・技術職の倍率の高さ

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理学部の人が将来的に自分の学んだことを生かせる仕事は研究者や技術職です。

これらの研究者や技術職は倍率が非常に高いのです。

数十倍とかの狭き門、、、。

 

「理学部はこんな倍率の高い狭き門で就職しないといけないのか」

→「理学部就職できないじゃん」

となるわけです。

 

教員になる人の多さ

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教員になる人の多さもおそらく就職できないと言われる理由でしょう。

「就職できないから教員になるのでは?」と考えられがちです。

たしかに就職に困っても大丈夫なように教員免許を取る人は一定数います。

 

しかし最終的に教員の道に進む人は、だいたい5%から10%ほどです。

一般企業に就職する人のほうが断然多くなっています。

 

学んでいることが役に立ってない?

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世の中には、社会で役立つものを作りたいと考える企業が多いです。

しかし、理学部の知識が社会で役立っていると実感することは、ほとんどありません

生活の中で、微分酸化還元反応が役立っているなと思うことはほぼ0でしょう。

 

ここから考えると

「理学部の知識は役に立たない(本当はそんなことないです)」

→「理学部の知識は企業で活かせない」

→「理学部行っても就職できない」

こう考える人がいても不思議ではないわけです。

 

理学部も就職できるよ(証拠)

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就職無理学部とバカにされがちな理学部ですが、普通に就職できます

証拠は各大学のホームページです。

理学部の就職先を見れば一目でわかります。

 

例えば、

大阪大学の理学部卒業生の進路状況

を見るとニトリ中部電力花王など有名企業に就職できています。

 

他にも

立教大学の就職・進学データ

を見ても日本電気日本銀行カルビーに就職できています。

 

たしかに理学部で学んでも企業で役に立つことは少ないでしょう。

しかしそれは他の学部でも同じです。

就職に有利と言われている工学部でさえ、大学での専攻と仕事内容が一致することは少ないのです。

 

また、そもそも「就職に不利」と言われても就職できないことはありません。

「文系は理系よりも就職に不利」と言われがちですが、文系の人も当たり前のように就職していますよね。

現在の日本は「どこの学部か」よりも「どこの大学か」が重視されやすいようです。

 

就職だけを考えるなら工学部がおすすめ

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工学部が学んでいることは実際の生活で役に立っていることばかりです。

道を走っている車やビルのエレベーターなどがあるのは工学部の人のおかげですからね。

 

企業が工学部の学生を欲しいと思うのは当然です。

工学部が「どうやったら社会の役に立つものを作れるか」と考えている間、

理学部は、「未知の自然科学の世界を解明しよう」と一般人には意味不明なことをしていますから笑。

 

日本の企業の種類を見ても工学部のほうが就職の幅が広いのはほぼ確実でしょう。

つまり工学部は就職に有利。

就活をほんの少しでも有利に進めたい人は工学部をおすすめします

 

まとめ:理学部でも普通に就職できる

本記事では理学部が就職できない理由を考えてみました。

複数の要因が合わさって、結果「就職無理学部」となっているのでしょう。

その点、工学部は就職に関して不利な原因が少ないですから、就職だけを考えるなら工学部がおすすめです。

 

数学や理科を純粋に学びたい、研究者や学校教員に興味があるという人は理学部がおすすめです。

理学部でも就職できないなんてことはないので。