「映像授業を見ているのに成績が伸びない」
このように思っている高校生は多いでしょう。
実は映像授業で伸びない人たちには、1つの共通した特徴があります。
今回はその特徴と、伸びない具体的な理由を説明していきます。
「映像授業で成績を伸ばしたい」と思っている高校生は、参考にしてください。
本ブログ筆者
- 高1から映像授業塾に通う
- 国公立理系に現役合格
- 塾チューターを2年間経験
映像授業で成績が伸びない人のただ1つの特徴
映像授業で成績が伸びない人、それは「映像授業を見れば成績が伸びる」と思っている人です。
そのような人は成績が伸びないと、「映像授業を見ているのに成績が伸びない」とあたかもすべて映像授業が悪いかのように言ってしまいます。
成績が伸びないのは映像授業がすべての原因ではありません。
なぜなら同じ映像授業を受講しているのに、成績が伸びる人もいるからです。
だから成績が伸びないのは多くの場合、受講する人間側に問題があります。
成績が伸びない具体的な理由とは?
では映像授業を見ているのに成績が伸びない人間側の問題、つまり具体的な理由は何なのでしょうか。
主に次の4つだと考えられます。
- そもそも受講していない
- 講座の取り過ぎ
- ちゃんと見てない
- 見ただけで満足して復習していない
そもそも受講していない
映像授業を全然見ていないのに「成績が伸びません、、、」という生徒がたまにいます。
まずは取った映像授業をどんどん受講しましょう。
話はそれからです。
20個ある授業を5個見たあたりで「伸びない」と言われても、そりゃそうです。
ちょっとかじっただけの状態では、伸びるものも伸びません。
講座はすべて受講することを前提に作られているので、まずは受講です。
講座の取り過ぎ
映像授業を取り過ぎて自習時間を確保できず成績が伸びていない人、かなり多いです。
映像授業:自習=1:9ぐらいの割合がいいと思います。
正直、この数字に根拠はなく感覚です。
でもこれくらい、勉強の主は映像授業ではなく自習だということです。
だから講座の取り過ぎには要注意です。
自分に必要なものだけを選んでください。
「どの教科の講座をとるのか」
「基礎講座にするのか応用講座にするのか」
「説明が多い授業なのか演習が多い授業なのか」
このような点に気をつけながら、本当に必要な講座を自分の意志で選択すべきです。
しかし、講座数を少なくすることばかりに気を取られてはいけません。
そもそもの勉強時間が少ない場合は、講座の多い少ないに関係なくただの勉強不足です。
MAXで勉強時間を確保してから、講座を取捨選択しましょう。
もとより、日頃から勉強していないと自分の学力をまともに判断できず、本当に必要な講座を選ぶことができません。
だから言われるがまま、たくさん講座を取ってしまう人が多いのです。
ちゃんと見ていない
成績が伸びない理由に、映像授業を見ているようで見ていない可能性もあります。
スタートボタンを押してからとりあえず終わるまで、動画を流しているだけ。
映像授業を見ているときに、
スマホを触っていませんか?
先生の言ったことメモしていますか?
出された問題は解いていますか?
映像授業で先生の言ったことをしっかり理解していないと、普段の勉強に活かされず成績が伸びません。
改めて、映像授業の受け方を見直すといいでしょう。
見ただけで満足して復習していない
映像授業を見ただけで満足している人、これもかなり多いです。
誰でも、見ただけでは忘れてしまいます。
楽しいYouTubeや映画の内容も1回見ただけでは忘れてしまいますよね。
嫌いな勉強なら、なおさら1回見ただけでは忘れてしまいます。
さきほども書いたとおり、映像授業:自習=1:9のイメージです。
1時間の映像授業を見たら9時間の復習・問題演習をするくらいでちょうどいいのです。
映像授業はわかりやすいので、見ただけで理解したつもりになる人がかなりいます。
映像授業を見ることはあくまで勉強のスタートで、復習となる問題演習が一番のメインです。
まとめ:映像授業を見ただけでは成績は伸びない
今回は映像授業で成績が伸びない人の特徴・具体的な理由を解説していきました。
繰り返すと映像授業で伸びない人の特徴は、
「映像授業を見れば成績が伸びる」と思っていることです。
映像授業は便利なツールですが、勉強の一部でしかありません。
復習・練習の時間をたくさん取るようにしてください。