リケジョまなのブログ

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学歴社会は崩壊したってマジ?学歴だけでは通用しない世の中になる

学歴社会に関しては「崩壊した」「いまだに根強く残っている」「いずれ崩壊する」などのさまざまな意見が飛び交っています。

たしかに勉強できる=仕事ができるではない、ということに人々が気づき始め、以前ほど学歴は重視されなくなっているでしょう。

 

そこで今回は学歴社会は完全に崩壊したのか?いずれ崩壊するのか?ということについて考えていきたいと思います。

ちなみに私は難関国公立大学に通っている高学歴側の人間です。

 

 

学歴社会は崩壊したのか

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将来どうなるのかはわかりませんが、就職において学歴重視の考え方はまだ残っているようです↓

有名企業400社への就職率ランキング

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画像出典元:「高学歴は就職に有利」は本当か?「就職偏差値ランキング」から徹底分析する(川畑 翔太郎) | 現代ビジネス | 講談社(2/6)

ただ、「高学歴で一流企業に入れば人生勝ち組」という時代は終わっています。

 

「学歴だけ社会」は崩壊した

学歴社会が崩壊したとは言い切れませんが、「学歴だけ社会」は崩壊したと言えるでしょう。

なぜなら最近では大企業でもリストラが起こっているからです。

高学歴で企業に入っても、仕事ができなければ容赦なくクビ。

 

終身雇用が当たり前という時代は確実に終わりに傾いています。

そりゃ使えない年寄りに高い給料を払うより、使える若者を雇ったほうが会社のためです。

学歴さえあればその後の人生イージーモードという時代は崩壊しています。

 

学歴社会を無視する生き方が広まり始めている

就職において学歴を重視する考えが残っていても、現代ではその学歴社会を無視する生き方が浸透し始めています。

 

例えばフリーランスという働き方。

他にはスキルを身につけて、実力勝負で転職する人とか。

 

これらの根本にあるのは、学歴よりもスキルや個人で稼ぐ力が大切であるという考えです。

個人の力で生きていくことは相当大変ですが、実際に成功させる人がもっと増えれば、ある意味で学歴社会は崩壊したと言えるかもしれません。

 

学歴社会の崩壊を望んでいる人は大勢いるが

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おそらく「学歴社会は崩壊した」と言われるようになったのは、学歴社会の崩壊を望んでいる人が多いことも原因ではないかと思っています。

世の中の大半の人は高学歴ではありません。

 

大半の人にとっては学歴社会は邪魔であり、崩壊してほしいと思うのは当然です。

勉強ができないだけで、小さい頃から「落ちこぼれ」と言われれば、学歴社会なんて壊れちまえと思いますよね。

 

ただし完全崩壊させるのは難しいのでは?と思います。

なぜなら現在の日本を回しているのは高学歴側だからです(言い方がうざいですが)。

 

例えば政治家や企業社長の出身大学ランキングを見れば一目瞭然です。

昔は学歴社会の傾向がより強かったでしょうから、大企業の偉い人や採用担当者にも高学歴が多いことは容易に想像できます。

 

高学歴がまた高学歴を雇い、そしてまた高学歴を雇う。

高学歴の人は学歴社会が生きやすいですし、変えようとも思いません。

彼らに「学歴関係なく平等に見てくれ!」というのは無理があります。

 

もし学歴社会が気に入らないのであれば、学歴社会を崩壊させるよりも逃げるほうが手っ取り早いです。

 

就職するなら学歴+α

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会社、特に有名企業に就職することを考えるなら、2021年現在もなお学歴が重視されていることに変わりはありません。

会社側は何人もの応募者を1人1人見るのは大変で、学歴を判断基準にしておけば効率がいいからです。

 

高学歴は当たり前

今後は、高学歴というだけで満足しているのは危険な時代となっていくでしょう。

学歴を利用して入りたい企業に入社できたのはいいものの、仕事ができなければリストラされる時代です。

仕事ができないからクビになる、ある意味当然ですね。

 

AIに代わられない力が必要

もし企業に入ったあと生き残るために必要なのは「+α」です。

あらゆる仕事はAIに代わられ、企業が少しの人数しか人を雇わなくなったときに、会社に残れるような+αが必要となっていきます。

 

例えば、

  • 新しいサービスを創造する力
  • 誰にも負けないコミュニケーション能力
  • 会社内の問題に対して解決案を出す力
  • 組織をまとめるリーダーシップ

など。

とりあえずは単純作業からAIに代わられるでしょうから、単純作業ができる以外の能力が必要です。

 

働くうえでは+αだけがあれば学歴は不要なのですが、学歴がないとその会社で働くチャンスをもらいにくいというのが現状です。

 

学歴がないなら学歴社会を無視すればいい

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「高学歴は当たり前」なんて言われたら低学歴の人に希望はないのか、、、と思ってしまうかもしれませんが、そんなことはありません。

 

学歴以外の強みがあればいい

低学歴ならわざわざ学歴社会の中で生きることは考えず、学歴以外の強みを身につけて個人の力で生きることを考えればいいのです。

 

よく言われるのはスキルを身につけること。

例えば、

  • プログラミング
  • マーケティング
  • 発信力
  • デザイン力

など。

自分にスキルさえあれば、会社に勤めずともフリーランスで生きていけます。

 

「そんなの無理」と思うでしょうが、当たり前です。

まだ行動していないからです。

 

現在の日本のレールから外れたことをするなら、人が努力していないところで時間を費やして努力しなければいけません。

学生だろうと、サラリーマンだろうと。

大学生の分際で偉そうなことを書いていますが、私も行動中の一人です。

 

行動しないなら学歴社会の中で生きていくしかありません。

「学歴社会はおかしい」「学歴関係なく平等に見てくれ」と口で言うだけでは、社会を変えることは不可能です。

 

まとめ:学歴社会は次のステップへ

今回は現役大学生が学歴社会は崩壊したのかについて考えてみました。

2021年の結論としては「崩壊していない」が正解でしょう。

 

ただ学歴だけの社会は崩壊していて、将来生き残るのは次の3種類の人間だと思います。

  • 高学歴+αの人
  • 優れたスキルを持っている人
  • 個人で稼ぐ力のある人

いい会社に就職したいなら学歴が必要であるというのが現実です。

ただ学歴社会は、学歴だけでは通用しない次のステップへ進んでいるように感じます。