「化学の定期テストで高得点と取りたい、けれど勉強法がわからない」
と困っていませんか?
化学は暗記することが多く嫌われがちですが、やればやるだけ結果が出る科目です。
独学でも全く問題ありません。
今回は化学の定期テストで高得点を取る方法を、現役化学科女子が紹介します。
実際に私が試していた方法であり、80点は当たり前で90点台を連発していました。
そのため、一つの勉強法としてやってみる価値はあるかと思います。
【結論】授業を聞くことが最重要
定期テストで高得点を取る一番の近道は、
学校の授業をしっかり聞くことです。
(「そんなこと言われても、もう定期テスト直前だよ、、、」
という人は、今はここを読み飛ばしましょう。
テストが終わったら、読んでください。)
そもそも学校の定期テストを作るのは、学校の先生です。
だから作る人の話を聞くことが、一番早い。
授業中に「ここは重要だ」と言ったら、ほぼ100%テストに出ます。
化学を暗記するときは、重要な情報に補足情報をくっつけるようなイメージで覚えていくと、覚えやすくなります。
授業を聞いていないと、どこが重要で、どこが補足情報なのかわかりません。
その結果、全体的にメリハリのない情報に感じてしまい、暗記が大変になります。
そんなことを言われても
「授業は眠い」
「先生の言っていること意味わからない」
「先生の教え方が下手だから」
「聞いても意味ない」
と思う人もいるでしょう。
わかります。
学校の先生が必ずしも、教えることが上手とは限りません。
中には意味がわからなくて、サボりたくなる授業もありますよね。
しかし理解している人から説明を聞くことは、非常に効率的な勉強法です。
特に数学や理科は、自力で理解することが難しくないですか?
だから授業を一度真剣に聞いてみてください。
- 黒板の板書だけでなく、先生の言ったこともメモする
- 授業であれ?と思ったところを教科書や資料集で確認する
このように手を動かしているだけでも、眠気を少し抑えられます。
授業中に暗記する気持ちで、積極的に授業を聞いてみてください。
もはや授業を「聞く」のではなく、「聞いてやる」という感じで前のめりに。
綺麗な言葉を使えば、「主体的に」授業を聞くことが重要となります。
化学の定期テストで高得点を取る勉強法
では化学の定期テストで高得点を取る勉強法を紹介します。
テストに間に合うよう、次の手順で行動します。
- 学校の授業をしっかり聞く
- テスト範囲をチェック
- 教科書を読む
- 資料集をチェック
- 問題集を解く
- 間違えた問題に印をつける
- 自力で解けるようになるまで繰り返す
- テスト直前に復習
1.学校の授業をしっかり聞く
勉強法ばかりに気を取られがちですが、実は一番大切。
テストまで授業がまだある人は、残っている授業だけでもしっかり聞くようにしてください。
2.テスト範囲をチェック
意外と直前までやらない人が多い、テスト範囲のチェック。
1週間前には必ずチェックしましょう。
教科書や問題集のページにふせんをつけておくと、わかりやすいです。
3.教科書を読む
みんなになぜか人気のない教科書。
教科書で授業の復習をしたり、概要を一通り把握したり、暗記したりすることはとても大切です。
学校の先生は「教科書のここに書いてあるじゃん」と言えるようなことしか、テストに自信を持って出せないからです。
高校によっては応用問題が多く出ますが、教科書をしっかり理解しておけば80点前後は取れるようになっているはずです。
個人的に最低3周は教科書を読むことおすすめします。
片手にシャーペンを持って、自分が覚えやすくなるメモを書き込むとより効果的。
4.資料集をチェック
ほとんど開かれない資料集。
資料集を開かないのはもったないと思います。
実際のテストには、図やグラフが多用されているからです。
資料集にはカラフルな写真・図・グラフ・表が多く掲載されています。
文字ばかりの教科書よりは見ていて楽しいですし、暗記もしやすいです。
5.問題集を解く
教科書と資料集を7割くらい理解・暗記したら、問題集を解いていきます。
テスト範囲に指定された問題集です。
とりあえず基本問題を解いて、答え合わせをしましょう。
6.間違えた問題に印をつける
答え合わせをしたら、間違えた問題に印を付けます。
丸でもバツでもなんでもOKです。
7.自力で解けるようになるまで繰り返す
印を付けた問題をもう一度自力で解いてください。
答え合わせをして間違えたら、もう一度印を付けましょう。
そしてもう一度自力で解く。
とにかく自力で解けるようになるまで、問題演習を繰り返すことでテストの問題も解けるようになります。
必ず答えを見ずに解けるようにしてください。
基本問題が終わったら応用問題も同じようにやりましょう。
8.テスト直前に復習
問題を解けるようになっても油断してはいけません。
テストの直前に復習してください。
- 問題集をさらっと眺め、頭の中で解法が思い浮かぶか確認
- 教科書をもう一度読む
だいたいこの2つでいいでしょう。
問題集を眺めて、解法をぱっと思い出せないときは答えを確認します。
最後には、教科書で暗記し忘れたことがないか確認しましょう。
これでやっとテストに挑みます。
長い道のりでしたね。
「簡単に点を取れる方法はないですか?」というのはよくある質問ですが、ないです。
そのような方法があればみんな苦労しません。
コツコツやるしかありません。
化学の定期テスト対策をするときの注意点
ここでは勉強するにときの注意点を1つ紹介します。
それは、他の問題集に手を出さないということです。
もちろんテストの難易度にもよりますが、とりあえず学校で指定された問題集1冊を解けるようにすれば80点は取れるはず。
複数の問題集に手を出さないというのは、定期テスト勉強だけでなく受験勉強の基本でもあります。
ただし、学校で指定された問題集を全問正解できるようになったら、他の問題集を解いてもいいと思います。
まとめ:授業をしっかり聞いてみて
今回は化学の定期テストで高得点を取る勉強法を紹介しました。
一番重要なのは、学校の授業をよく聞くことです。
新しいことを理解するときは、人の話を聞くことが手っ取り早いからです。
テスト範囲の授業が終わっている人は、テスト範囲をチェックし、教科書を読むことから始めましょう。