リケジョまなのブログ

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【勉強法】蛍光ペンが意味ない3つの理由

勉強に蛍光ペンを活用している人はたくさんいるでしょう。

私も中学生までは黄色の蛍光ペンをよく使っていました。

しかし高校生になってから「蛍光ペンってわざわざ使う意味ないな」と思い、使うことをやめました。

 

というわけで今回は「勉強で蛍光ペン使うの意味ない説」を唱えたいと思います。

意味ない理由を3つ紹介するので、勉強法を模索している人は参考にしてください。

 

本ブログ筆者

  • 現役の国公立理系大学生
  • センター85%

他には赤シート効果ない説まとめノート無駄説を唱えています。

 

 

「勉強に蛍光ペンを絶対使うな」というわけではない

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最初に言っておくと、「勉強に蛍光ペンを絶対使うな」と言いたいわけではありません。

たまたま成功しただけで、自分の勉強法を押し付けるようなことはできません。

 

しかも、世の中には蛍光ペン賛成派が数多くいます。

少し調べてみても、蛍光ペンをうまく活用している東大生・京大生は多いです。

 

例えば2021年頭脳王の優勝者である河野玄斗さん、有名ですよね。

彼は、動画で蛍光ペンの使い方を説明しています。

 

蛍光ペンを使うことですでに点数を取れている人はまったく問題ありません。

そのまま自分の勉強法を貫いてください。

 

本記事では、かつての私のような蛍光ペンの意味ない使い方をしている人に対して、「蛍光ペンは意味ないかもしれないよ」と伝えたいのです。

 

勉強において蛍光ペンが意味ない3つの理由

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勉強において、蛍光ペンが意味ない理由は次の3つだと思います。

  • とりあえず引きがち
  • 引いただけで満足する
  • 教科書全部大事

 

とりあえず引きがち

「よーし、教科書に蛍光ペンで重要なところに線を引くぞ」

「ここが大事そうだな」

「あーここも重要そうだ」

「太字になっているからきっと大切だ」

「これ漢字が難しいから覚えないと」

 

教科書にマーカーするとき、このような状態に陥っていませんか?

結果的に大量に線を引いてしまい、これではどこが重要なのかわかりません。

しかも蛍光ペンで一度引いたら消すことはできません。

 

教科書がカラフルになり、目がチカチカ。

見にくくなって終わりです。

 

引いただけで満足する

そしてカラフルになった教科書を見て、多くの人が満足してしまいます。

「よーし、勉強したぞ」と。

蛍光ペンをうまく活用できていない人の、最大の原因はおそらくこれでしょう。

 

あくまで”蛍光ペンで線を引く”という行為をしただけです。

内容を理解したわけでもなく、暗記したわけでもなく、問題が解けるようになったわけでもない。

満足する要素が1つも見当たりません。

むしろ時間をムダにしています。

 

教科書全部大事

「教科書全部大事よ!」

これはロザン宇治原さんの言葉です。

言わずと知れた京大卒のインテリ芸人さんですよね。

 

宇治原さんは、教科書全部大事だから蛍光ペンを引く必要はないと主張していました。

ネット上には「教科書全部大事だからと言ってすべて暗記するのは非効率」という意見も多くあり、たしかに否定できません。

それでも私は高校生のときにこの主張を知り、ハッとしました。

 

教科書に書いてある限り入試の範囲ですし、教科書はかなりきれいにまとめられていると思います。

だからこそ重要な箇所に線を引こうとすると、ほぼすべてに線を引いてしまうのではないでしょうか。

 

そして「教科書はすべて大事なのだから、重要なところを抽出して個々に覚えるより、全体をまんべんなく把握して流れを意識しつつ覚えたほうがいいかもしれない」という結論に至ったのです。

こうして、重要なところを選ぶツールだった蛍光ペンは不要になりました。

 

蛍光ペンの代わりにシャーペンを使った

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蛍光ペンを使わないなら教科書はきれいだったのか、というとそうではありません。

むしろ教科書は汚いほうだったと思います。

なぜならシャーペンでの書き込みが多かったからです。

 

教科書の本文中で「自分には少し解釈しづらいな」と思った部分があれば、近くに自分なりのわかりやすいメモを書いていました。

所々にちょこちょこっとわかりやすいメモがあると、理解のスピードが上がり復習もしやすくなります。

 

蛍光ペンで本文に線を引いても、わかりにくい文はわかりにくいままです。

自分なりの言葉で内容を理解し、復習のためにそれを書き留めておくことがかなり重要だと考えます。

 

まとめ:勉強での蛍光ペンの使い方を見直そう

今回は「勉強で蛍光ペンを使うのって意味なくない?」という話をしました。

冒頭でも書きましたが、今の時点で蛍光ペンをうまく使えている人はまったく問題ありません。

 

蛍光ペンでとりあえず線を引いている人や満足感を得ている人は、蛍光ペンの使い方を見直す必要があるのではないでしょうか。

そして蛍光ペンの活用法を見つけるのもありですが、いっそのこと「蛍光ペンは使わない」と割り切ってしまうのもありだと思いますよ。

 

本記事が、勉強法に悩んでいる人にとって少しでも参考になっていれば幸いです。

 

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