共通テストの数学2Bって難しくないですか?
私の時代はセンター試験になるのですが、「数学1Aは頑張ればけっこう良い点取れるけれど、数学2Bは時間が足りなくて最後まで十分に解ききれない」と受験勉強中に困っていました。
数学2Bは解くスピードを上げないと十分に点が取れないんですよね。
だから70点くらいで模試の点数が停滞してしまう、、、。
でも数学は本番で90点くらい取りたい。
そこで90点を取るために試した勉強法の中でかなり効果的なものがあったので今回はそれを紹介します。
この勉強法のおかげで本番で93点を取ることができました。
数学2Bの点数が70点あたりで伸び悩んでいる人はこの方法を見て、「この勉強法ありだな」と思えば試してみてください。
勉強法には合う・合わないがあるので、「なしだな」と思えばやらずに他の勉強法を探しましょう。
共通テスト数学2Bを70点→90点にする勉強法
さっそく70点→90点にできた勉強法を紹介していきます。
必要なもの
まず必要なものは3つ。
- 共通テスト(センター)数学2Bの過去問10年分
- ノート
- 時計
共通テストの過去問はまだ十分にないので、センターの過去問も合わせて10年分にしましょう。
過去問は、一度解いたものでもかまいません(むしろ一回普通に解いて点数を確認しておいてほしい)。
ノートはルーズリーフでもコピー用紙でも書ければなんでもいいです。
そして時計が大切、タイマーならもっと勉強しやすいかも。
準備
まず、解く大問4つの苦手順を考えてください。
ちなみに2021年の共通テストはこんな感じ↓
- 第1問:三角関数 / 指数関数・対数関数
- 第2問:微分法と積分法
- 第3問:確率分布と統計的な推測
- 第4問:数列
- 第5問:ベクトル
第3~5問から2問選択なので、ここでは例として第1問、第2問、第4問、第5問を解くことにします。
苦手順は第5問を一番苦手として、第5問→第1問→第4問→第2問と仮定します。
いざ勉強
具体的な勉強法を簡単に言うと「大問ごとに一気に過去問10年分解く」です。
苦手な大問ほど伸びしろが大きいので、苦手順に解いていきます。
先ほど第5問(ベクトル)が苦手だと仮定したので、まずは過去問10年分のベクトルの部分だけを解いていきます。
ここで大問一つの制限時間は60分を4で割って15分。
時間を計って、解くスピードを上げることが最重要です。
また、制限時間は自分が決めたものでも構いません。
得意な大問は10分で、苦手な大問は20分と決めているならその通りに時間を計りましょう。
そして、
2021年のベクトルを15分で解き答え合わせ
↓
2020年のベクトルを15分で解き答え合わせ
↓
2019年のベクトルを15分で解き答え合わせ
と10年分を目安に次々やっていきます。
できれば一つの大問は1日で一気にやってほしいです。
これをやることで苦手な大問でも耐性がつき、解くスピードが上がります。
そして第5問(ベクトル)が終わったら、次に苦手な第1問(三角関数/指数対数)、第4問(数列)と順々にやっていきます。
数学2Bの模試で70点を取れるということは、ある程度解けるようになってきているということなので、あとはスピードを上げるだけです。
この勉強法はスピードを上げることに特化しています。
センターの過去問は意味あるの?
共通テストに変わりましたが、センターの過去問は意味があります。
センター試験は日本で一番受ける人が多い試験なので、一年一年非常に考えられて作られています。
そのため良問揃いです。
どうせ問題を解くなら良問を解いたほうが効率的。
共通テストに変わったからといってセンター試験と範囲が変わるわけではないですし、問題の根の部分は変わりません。
その辺のよくわからない問題集を解くぐらいなら、センターの過去問を2~3周したほうがいいです。
あと共通テスト形式の予想問題集もありです。
まとめ:過去問を使いこなせ
本記事では共通テスト数学2Bを70点→90点にする方法を紹介しました。
過去問を大問ごとに時間制限をつけて解くことで、解くスピードを上げることができます。
まずは大問1つで試してみてください。
ありだなと思えばそのままやっていきましょう。