ある教科の授業中に他の教科の勉強がしたくなることありますよね。
次の授業で小テストがあるときとか、課題が終わっていないときとか、授業の範囲はもう知っているから聞いても意味ないとか、、、
学校の先生にとっては残念ですが、内職をしたい理由はたくさん出てきます。
しかし「授業中に内職していると落ちる」と言われたり聞いたりしたことがある人もいるでしょう。
そこで今回は、授業中に内職をすると落ちるのか、内職してもいい人・しないほうがいい人などを紹介していきます。
気になる高校生は暇つぶしにでもご覧ください。
本ブログ筆者
- センター試験85%
- 現役で国公立理系に合格
- 高校時代は授業中にスマホゲーム?
- 授業中に内職すると落ちるのか?
- なぜ先生は「内職すると落ちる」と言うのか?
- なぜ「落ちる」と聞いても内職したくなるのか?
- 内職をしてもいい人・しないほうがいい人
- まとめ:「授業中に内職すると落ちる」はウソ
授業中に内職すると落ちるのか?
さっそく結論を言うと、授業中に内職をしたから大学に落ちる、なんてことはありません。
授業中に内職(スマホゲーム)をしてもしなくても、受かる人は受かる、落ちる人は落ちる。
その人次第です。
ただし内職する場合は完全に自己責任です。
内職をしている生徒が「先生の説明がわからないから」と言っても、「ちゃんと聞いていないからでしょ」と言い返されてしまいます。
なぜ先生は「内職すると落ちる」と言うのか?
学校には「授業中に内職すると落ちる」と脅してくる先生もいるかと思います。
別に授業で騒いで迷惑かけているわけでもないのに、なぜ先生たちは怒ってくるのでしょうか?
理由をいくつか考えてみました。
- せっかく準備した授業を聞いてもらえないと悲しい
- 内職している生徒の成績が悪い
- 違うことをしている生徒がいると雰囲気が乱れる
- 授業を聞くのは当たり前でしょ
- 一応自分は先生だし注意しとこう
- 先生自身が学生のときに授業をしっかり聞いて合格した
- 社会に出たら自分の好き勝手はできないから
こんなところでしょうか?
学校の先生なので、まさか「自分がムカついたから」という怒りの感情で、内職を禁止してはいないと信じましょう。
ただ、せっかく用意した授業を聞いてもらえなくて悲しいのはちょっと共感できますかね。
なぜ「落ちる」と聞いても内職したくなるのか?
ここでは、なぜ生徒が内職したくなるのか考えてみます。
みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか?
授業が遅い
まず、授業は成績中間層の人がターゲットなので、上位層の人にとっては退屈なこともあります。
「一通り塾で学習しているから問題演習がしたい、知っていることを説明されてもしょうがない」と思うのはごく自然です。
知っていることをもう一回聞いてもあまり意味がないですからね。
「リンゴは赤い」と知っていたら再度習う必要はありません。
先生の教え方が下手
授業がわからないことも内職をしたくなる原因です。
授業がわからないのには理由が主に2つあって、その1つが先生の教え方が下手だから、というもの。
先生の中にも教えることが上手な人・下手な人がいます。
教えることが上手な先生の授業では内職をしようと思わないんですよね。
眠くならないし楽しく聞ける。
一方、教えることが下手な先生は一度「教えるのが下手」というレッテルを貼られてしまうと、挽回するのがなかなか難しい。
しかも強烈な眠気に襲われますよね。
そういった教えることが下手な先生の授業で、生徒が内職をしたくなるのはある程度しょうがない、と私は思ってしまいます。
生徒が授業に追いついていない
授業がわからないもう1つの理由は、先生はそこそこの説明をしているけれど生徒側が追いついていないから、というもの。
「授業がわからないのは先生のせいだ!」と生徒側は決めつけがちですが、実は生徒の勉強不足も考えられます。
上位層の生徒は理解できているけれど、中間層・下位層の生徒は理解できないこともしばしば。
上位層が理解できるのは頭がいいからだ、と思われがちですがそうではなく、これまでの授業を復習しているか復習していないかの違いです。
高校の授業は難しいので、一度聞いただけでは理解できないこともあります。
だから復習をしないとだんだんわからないことが積み重なります。
よって、先生はこれまでの授業を理解している前提で話しているけれど、復習をしていない生徒はわからない、ということに。
ただ先生側には、せめて中間層の生徒にはわかるよう説明してほしいとは思いますね。
内職をしてもいい人・しないほうがいい人
生徒の中には内職をしてもいい人・しないほうがいい人の両方が存在すると思います。
<内職をしてもいい人>
- 受験でその科目を使わない人
- 定期テストで点が取れる人
- これまでの内職でいい成績が取れている人
<内職しないほうがいい人>
- 定期テストで点が取れない人
- これまでの内職で成果が出ていない人
受験で使わない科目は一生懸命やる必要はありません。
そこそこのレベルでやって、単位を落とさないようにだけ気をつけましょう。
「定期テストは捨てるから点数取れなくてもいい」という人もいると思います。
捨てたとしても、定期テストで点数が取れないような勉強法はまずいです。
もちろん学校にもよりますが、定期テストは基礎ばかりだからです。
定期テストで最低でも70点くらい取れない人は内職している場合ではありません。
先生が少々ばかり説明が下手でも、授業を聞いたほうが手っ取り早いです。
あとはこれまでの内職で成果が出ているなら続け、成果が出ていないならやめてしまいましょう。
内職で成果が出ない原因の一つとして、授業を聞いていないから、という理由が考えられます。
内職はばれる・ばれないではありません。
ばれないことは前提で、成績が伸びるか伸びないかです。
まとめ:「授業中に内職すると落ちる」はウソ
今回は「授業中の内職は落ちる」ということを軸に、さまざまなことについて述べてみました。
もう一度書きますが、授業中に内職をしたら絶対に落ちる、ということはまずありません。
すでに授業の内容をしっかり理解している上で、内職をしているなら特に問題はないかと。
定期テストで点数が取れていないのに内職することには賛成できません。
先生の説明が多少わかりにくくても、授業を聞いて定期テストで点を取るところから始めましょう。
「授業を聞いてもわからないんだよ」と現在思っている人は、これまでの復習をして次の授業の予習もしてから、しっかり授業を聞いてみてください。