みなさんはオセロを楽しんでいるときに、自分の石が置けなくなったことはありませんか?
オセロでは相手の石を挟まずに自分の石を置くことができないので、置く場所がなくなることは意外にもよくあります。
そんなとき、自分の石を新たに置いたり、ゲームを終了にしてその場での石を数えたり、さまざまなやり方をしているかもしれません。
しかし、オセロでは置けなくなったときの正しいルールがあります。
本記事ではオセロで置けなくなったときの正しいルールを説明するので、ぜひ参考にしてください。
- オセロの基本的なルールを確認
- オセロで置けなくなったらパス!
- 二人とも置けなくなったらゲーム終了
- パスができるのは置けなくなったときだけ
- パスを利用して勝つこともある
- まとめ:オセロは置けなくなったらパスと覚えておこう!
オセロの基本的なルールを確認
まずは、オセロで置けなくなったことを考える前に、オセロの基本的なルールを確認しましょう。
オセロのルールが曖昧という人は簡単に確かめてください!
オセロの基本的なルールは次の通りです。
- 上の図のようにオセロの石を並べる(黒石が右上となるのが正式ルール)
- 黒番・白番を決める
- 黒番の人から石を置き、相手の挟んだ石をひっくり返す
- 3を黒番・白番の人が交互に行う
- 最後に石数の多いほうが勝ち
簡単にはオセロは上のようなルールです。
細かいところは省いていますが、以上のルールを抑えればオセロを楽しめるでしょう。
しかし、ゲーム内ではイレギュラーなことも起こります。
その一つが、黒白と交互に打ちたいのに、どちらかが打つ場所がなくなってしまったときです。
オセロで置けなくなったらパス!
オセロでは置けなくなったらパスとなります。
例外はありません。
自分の置く場所がなければ相手が連続で打つことになります。
たまに、置けなくなったら新たに石を置くといういわゆる地元ルールでやっている人もいますが、それではオセロのゲームがハチャメチャです。
新たに石を置けるならみんな強そうな隅(角)に石を置きますよね。
また、どちらかがまだ打てる場合、ゲームは終わりません。
一人がずっとパスであれば、相手は3回でも4回でも10回でも連続で打ちます。
えー!と思うかもしれませんがこれが正しいルールです。
二人とも置けなくなったらゲーム終了
もし盤がすべて埋まる前に両者とも置く場所がなくなってしまったらゲーム終了です。
その時点での石を数えて多いほうが勝ちとなります。
両者とも置けなくなることなんてあるの?思うかもしれませんが、その一つが盤上の石がどちらかの色で一色になるようなときです。
もし盤上の石がすべて黒になってしまったら、黒も白も置く場所がなく、黒勝ちとなります。
盤が埋まっていないからといって、新たに石を置いてはいけません。
パスができるのは置けなくなったときだけ
ここまででオセロで置けなくなったらパスということはわかりましたが、パスは置けなくなったとき以外にも使えるのでしょうか?
結論、パスを使えるのは置けなくなったときだけです。
つまりオセロではパスせざるおえないから、仕方なくパスするという場面しかありません。
自分で選ぶことはできないのです。
パスを利用して勝つこともある
オセロは将棋やチェスと違い、パスのあるゲームで、そのパスを利用して石数を大きく稼ぐことができます。
また、ゲームの先を読む際はパスが存在することも考慮に入れる必要があるのです。
ここではパスを利用しているオセロの動画を紹介します。
動画内の解説は難しいので、理解できなくても全く問題ありません。
連打でたくさん取る
オセロ 日韓対抗戦 R1 中島八段 vs Kim Dongkwon
試合は動画の1:30頃から始まります。
最後は中島八段の4連打です。
相手にパスをさせて自分が何回も打つことで、その分石数を増やすことができますよね。
感動のパス読み
オセロ 品川スーパーリーグ 岡本九段 vs 高橋晃大三段 3/3
こちらはオセロが途中からとなっていますが、注目は終盤の、岡本九段のパスを考慮した読みです。
わざと自分がパスになることを利用して勝つ、というさすがの読みですね。
まとめ:オセロは置けなくなったらパスと覚えておこう!
本記事ではオセロで置けなくなったときの正しいルールについて説明しました。
これまで違うルールでやっていた人は、ぜひ正しいルールでオセロを楽しんでみてください。
そして先を読むときにパスを利用して勝つ方法も検討してみましょう。
もっとオセロが楽しくなりますよ。