リケジョまなのブログ

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オセロの手数を稼ぐってどういう意味?石数よりも手数が大事!

オセロを本格的に極めている人が良く言う言葉「手数を稼ぐ」。

しかしオセロを始めたての人は「手数を稼ぐ」と言う言葉に少し疑問を持っているのではないでしょうか?

「おそらく手数を稼ぐのはオセロにおいて良いことなのだろう、、、けれど意味がイマイチわからない」という人もいるはず。

 

そこで本記事ではオセロの手数を稼ぐということについてわかりやすく説明していきます。

オセロについて理解を深めたい人はぜひご覧ください。

 

 

そもそも手数って何?

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手数とはオセロの盤面において、自分が安全に打てる場所の数のことを指します。

オセロの序盤・中盤は自分の手数をいかに減らさずに打っていくのかが非常に重要です。

 

オセロ素人の人は始めから石数を増やそうとしますが、そんなことをしても意味がありません。

オセロで勝つために大切なのは、いかに手数を確保するのかということです。

 

なぜオセロでは手数が大切なのか?

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ではなぜオセロでは手数を確保することが大切なのでしょうか?

それは「相手に隅を取られるような手」を強制されないからです。

もし手数が少ないと打ちたくないX打ちをさせられて、相手に隅を取られてしまいます。

そして敗北。

 

このようにならないためにも自分が安全に打てる場所をある程度確保しておかなければなりません。

自分の手数は減らさず、相手の手数を減らし悪い手を打たせるということがオセロの勝利につながります。

 

オセロの「手数を稼ぐ」とは?

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次に本題の、オセロで「手数を稼ぐ」というのはどういう意味なのでしょうか?

ここではよく言われる定義的な意味から、私の思う経験に基づいた意味の2つを紹介します。

 

定義からの意味

オセロの本やネットでよく書かれている手数を稼ぐとは「手数を増やす」という意味です。

これは「お金を稼ぐ」という言葉の意味と同様で、稼ぐ=増やすと考えれば自然と思いつくかもしれません。

 

しかし手数を「増やす」というのは少しわかりづらく感じる人もいるのではないでしょうか?

それは手数はそう「新たに」増やせるものではないからです。

自分が打てば自分の手数は減り、相手が打つことで自分の手数が増えます。

 

つまり、手数が増えるのかは相手によるところがあります。

だから手数を稼ぐというと、自分で増やすように思えて何か引っかかります。

 

経験からの意味

だからここでは経験から考えた意味をお教えします。

経験から思うのは

「ある場所で自分が相手よりも多い回数打ち、相手に手を渡す」

という意味です。

 

これはオセロ盤のある場所で自分にとって良い手がないときに、他の場所で相手よりも多く打って再び相手に手を渡し、相手がまた他の場所に打つことで自分の手数が増えるということです。

もっとよくわからなくなったという人は実践編を見てみましょう。

 

手数を稼ぐの実践編

オセロで手数を稼ぐとはどういう意味なのか実践編で見てみましょう。これでスッキリ分かるはず、、、。

 

辺で手数を稼ぐ

 左辺に注目してください。

黒は辺に出て山を作ることになってしまったものの、次の白でX打ちやC打ちを強制できます。

つまり辺で手数稼ぐというのは自分が辺を取ることで、相手に手を渡すということです。

実際に数えてみるとわかりますが、左辺の一連のやりとりで黒が一手多く打つことができています。

 

ちなみに右辺も白がh2と取ってこなければ、黒がウイングを作って手数を稼げる形です。

白がh2と打てば、白側が手数を稼げます。

 

TOFで手数を稼ぐ

右上の4マス空きに注目してください。

白が4マス空きに3回打ったことに気づいたでしょうか?

これをthree of fourといってTOFと呼ばれています。

 

白が4マス空きで相手よりも多く打って、相手に手を渡すことに成功しています。

つまり手数を稼いだということです。

 

実際に白がX打ち、その後黒はXラインを切るために他の場所に打っています。

さらにその後、白がg1と打った後も黒はまた他の場所に手を打たなければなりません。

 

白は上の4マス空きを使って2回も黒に他の場所へ打たせたのです。

こうなると黒は少し厳しい展開です。

 

まとめ:石数よりも手数が大事!

本記事ではオセロで「手数を稼ぐ」ってどういう意味?ということに注目して説明しました。

「手数を増やす」というしっくりこない意味で納得できなかった人も、本記事で少し意味が掴めたのではないでしょうか?

ただし、言葉の意味を理解することよりも実践でうまく打てればオールオッケーです。

オセロの序盤・中盤はいかに手数を稼ぎながら良い手を打てるのかということに注意を払ってみてください。

石数は終盤で考えれば十分です。