就活するにしても院進するにしても、必要になってくるのがTOEICの点数です。
大学生であればなんらかの理由で、TOEIC受験を考えている人は多いでしょう。
私も院進を視野に入れているので、間に合うよう3年生の9月にTOEICを受験しました。
「院進なら600点はマストで、700点あればなお良い」という情報を得たので、目標を700点に設定。
無事に一発で785点を取れました。
そこで今回はTOEIC初受験で785点を取った勉強法を紹介していきます。
勉強法は日々迷いながらだったので完全な見本にはなりませんが、とある大学生がどのように勉強して785点を取ったのか1サンプルとして見てもらえればと思います。
そもそも英語のポテンシャルはどれくらい?
私の英語ポテンシャルは、「センター英語160点」です。
TOEIC受験時には大学入試から約2年半が経っていますが、大学生にとってはわかりやすいポテンシャル表示でしょう。
大学入学後、講義以外ではまったく英語を勉強していませんでした。
どれくらい勉強したの?
受験したのは2021年9月12日午後の部。
7月末までは大学の期末試験があるので、TOEICはノータッチ。
TOEIC対策を始めたのは8月からです。
つまり勉強したのは約40日間。
1日の勉強時間は次の通りです。
1日目~20日目:3時間
21日目~30日目:4時間
31日目~40日目:7時間
ちなみに夏休み中なので、平日も土日も勉強時間に差はありません。
試験日が迫って勉強時間が多くなっているのは、ただの焦りです。
夏休みで時間がたくさんあると思っていたら、あっという間にときが過ぎていたという感じ、、、。
もうちょっと頑張れたかもしれません。
40日間の勉強で、初TOEIC785点を取った道のり
紹介していくのは「この方法で勉強しよう」というものではありません。
「この方法で700点以上を取った人がいる」、といういわば情報提供です。
模索しながらだったので、遠回りな部分もあるでしょう。
1日目~10日目
とりあえず本屋に行って参考書を買いました。
1時間くらい本屋で悩み選んだのは、『金のフレーズ』と『2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点!』です。
『金のフレーズ』は超売れているTOEIC単語帳のようなので、購入。
しかし英単語は大嫌い。
とりあえず放っておきました笑。
これがのちに苦労することに、、、
そしてまず手を付けたのは『2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点!』。
残り2ヶ月もないですが問題量は多いほうがいいと思ったので、”2ヶ月で攻略”を選びました。
そしてこれを10日で終わらせました。
2ヶ月でやるものを10日でやる。
一見無理そうですが、1日2時間ほど時間を使えば可能です。
とりあえず最初の10日間で知ったことは、TOEICの大問ごとの問題形式です。
11日目~20日目
11日目からは『2カ月で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト 730点!』を復習していきました。
問題には根拠を持って答えられるように気をつけながらです。
また知らない英単語はすべて意味をチェック。
やっとここで『金のフレーズ』に手を付け始めました。
しかし70%くらい覚えて「もういいか」となり、なんとも中途半端に。
21日目~30日目
また本屋に行って買い物をしました。
『究極の模試600問+』です。
これを
解く→答えを確認→音を聞きながら音読で復習
というサイクルで勉強しました。
そして、このあたりでとてもためになるYouTube動画を見つけました。
もりてつ先生のTOEIC対策の動画です。
大問ごとのポイント解説動画もあります。
正直TOEIC勉強の一番最初に見ておけばよかった、、、と思いました。
もしTOEICでアドバイスを求められたら、とりあえずこれらの動画を勧めます。
かなり価値ありです。
あと、かなり使えるアプリを見つけました。
問題数が多くて演習量を増やすのに便利です。
すきま時間にはこのアプリで勉強していました。
31日目~40日目
TOEIC受験の10日前に気づきました。
「TOEICってもしかして単語ゲーでは?」
わからない単語が多すぎては、文の内容がわかるわけもありません。
ここで『金のフレーズ』を本気で覚えます。
本当は一番最初にしっかり覚えておくべきでした。
ほかには『究極の模試600問+』を復習です。
問題を解くことと音読(音声付き)を繰り返しました。
音声を1.5倍速にもして速さに慣れ、本番で焦らないように対策しました。
また200問を2時間で受験する感覚を染みこませるため、TOEIC公式の問題集を図書館で借り演習量を増やしました。
公式問題集のリスニング音声のナレーターは、本番でも登場するので一度は聞いておくと安心でしょう。
最後の10日間は主に、TOEIC当日に焦らないよう問題形式に慣れることに重点を置きました。
40日間の反省点
TOEICの勉強法で反省点がいくつか見つかりました。
ここが、本記事でもっとも有益な部分かなと思います。
単語は最初に覚える
当たり前のことかもしれませんが、英単語は最初に覚えるべきでした。
単語がわからなければ、聞いても読んでもすべてフィーリングで解くことになってしまいます。
最初に覚えておけば、あとから単語の意味を調べる手間も省けます。
早めに本番形式の模試を解いて今自分のいる地点を確認する
私が本番形式の模擬テストを最初に解いたのは21日目以降です。
これは遅すぎました。
はじめの10日以内に200問2時間で一度解き、
- 点数
- 苦手な大問
の2つをあらかじめ確認しておけば、より効率的に勉強できただろうなと感じました。
TOEIC勉強には大学の図書館が便利
参考書を数冊買ってから気づいたのですが、大学の図書館にはTOEICを勉強するための本がたくさんあります。
わざわざ参考書を購入する必要はなかったかもしれません、、、
ただしTOEICを受験する大学生はたくさんいるので、本は貸出中のものがかなり多いです。
早めに借りておくことをおすすめします。
TOEICで一発700点を目指そう
今回はどのように勉強して、TOEIC初受験で785点を取れたのか紹介しました。
勉強法を試行錯誤している人にとって、参考になる部分があればぜひ使ってください。
TOEICの受験料は意外と高額なので一発で700点を取ってしまいましょう。