みなさんは学校や職場で悪口ばかり言っていませんか?
特に女性は悪口が好きな生き物で、生きがいにしているような人もいます。
私ももともとは悪口をよく言うほうだったのですが、あるときから悪口を言うことをやめました。
そこで今回は悪口を言わない人になってから気づいたこと5つと、悪口を減らす方法を紹介します。
ついつい悪口を言ってしまう自分を改善したい、悪口を言わない人になりたいと思っている人はぜひご覧ください。
- 悪口を言いたくなるのは本能
- もともとは悪口好き女子中学生
- 私が悪口を言わない人になってから気づいたこと5つ
- 悪口を減らす方法4つ
- 悪口を言わない人はつまらないのか
- まとめ:悪口を言わないほうが人生イージーモード
悪口を言いたくなるのは本能
あくまで個人的な考えですが、人間が悪口を言いたくなるのは本能です。
なんとか自分の地位を確立したい、みんなに認めてもらいたいと思うから、他人の評価を下げて自分の評価を上げようとします。
ほかには自分の不快感を他人と共有したい、他人に共感してもらいたいとか。
そのため「本能だからしょうがないでしょ」といって、悪口を言いまくる人を否定はしません。
ただそのような悪口を言いまくる人からは距離を置くだけです。
どうせ自分の悪口も言われていますから。
もともとは悪口好き女子中学生
冒頭でも書きましたが、私はもともと悪口をよく言う女子中学生でした。
特に部活仲間の悪口ですね。
その日の部活が終わったら、友達と悪口を言いながら帰ることが日課となっていました。
中学生のときは悪口を楽しんでいたし、やめようとも思いませんでした。
私が悪口を言わない人になったのは、高校へ入学してからです。
中学校生活を振りかえったときに「自分って悪口言い過ぎじゃん」と感じ、「高校生活では悪口を言わない人になってみよう」とふと思いました。
大学生になった今でも悪口は言わないようにしています。
高校生活で悪口は言わないほうが得だと気付いたからです。
(まあ無意識に言っている可能性は否定できませんが、、、こわ)
私が悪口を言わない人になってから気づいたこと5つ
悪口を言わない人になってから気づいたことは次の5つです。
- 悪口には生産性がない
- 悪口で盛り上がるような友達は不要
- 他人を褒めたほうがいい
- 行動したほうが早い
- 未来の話のほうがおもしろい
悪口には生産性がない
まず、悪口には生産性がないこと。
自分が悪口を言っていると自分が正しいようにしか思えないのですが、悪口を言うことをやめると「悪口を言っていた自分」を客観的に見ることができます。
そして「悪口って本当に生産性がなかったんだな」と気づきました。
悪口を言っても誰にも好かれないですし、人間関係も悪くなる。
成績が上がるわけでもないし、信頼を獲得できるどころが失うだけ。
悪口の生産性は最悪です。
悪口はストレス発散になる、という人もいますが逆効果です。
悪口を言うことで、そのたびに思い出し、口に出すことで脳に記憶されます。
そしてまた思い出してストレスが溜まる。
悪口で盛り上がるような友達は不要
そして悪口で盛り上がるような友達は不要であることにも気づきました。
前向きな話で盛り上がる友達が少しいれば十分です。
人の悪いところを指摘して楽しんでいる友達には、自分の悪口も必ず言われています。
お互い本当に信頼していたとしても、あるとき相手から不快なことをわずかでもされれば、ころっとその人の悪口を言い始めます。
これは中学生のときの私が実際にそうでした。
他人を褒めたほうがいい
他人を批判するよりも褒めたほうがいいです。
他人を褒めることで自分も褒めてもらえるようになります。
それに「○○が△△の悪口言ってたよ」よりも「○○が△△のこと褒めてたよ」のほうが気持ちがいいじゃないですか?
他人を褒めれば、誰かの話で「君のこと褒めてたよ」とその人に伝わります。
そして「自分のこと褒めてくれていたんだ」と、褒めた相手からの自分の印象が良くなります。
WinWinです。
悪口を言うことで小さいグループ内の絆を確認している人もいるかもしれませんが、褒めたほうが周りとの関係は確実によくなりますよ。
行動したほうが早い
悪口を言っている時間があるなら、行動したほうが早いです。
友達の悪口を言うくらいなら距離をおく。
後輩が挨拶してこないことを悪く言うくらいなら自分から挨拶する。
仕事場の悪口を言うくらいなら自分が改善する。
「そんなうまくいかないんだよ」と言いたくなるかもしれませんが、行動してから言ってください。
未来の話のほうがおもしろい
悪口って基本過去の話ですよね。
過去を振り返って悪く言うくらいなら、「昔のほうが良かった」と言う老人のほうがマシです。
しかも過去ってもう決まっているので、あーだこーだ言っても過去は変わりません。
未来の話のほうがおもしろいです。
未来の話っていってもそんな仰々しいものではありません。
「今度の週末は予定があるの?」「大学は県外考えているの?」「留学するの?」「仕事はどうなりそう?」とか身近な話題で十分。
未来はまだ定まっていないので、いろいろ話が膨らみます。
雑談のうまい人は過去の話よりも現在や未来の話をするそうですよ。
悪口を減らす方法4つ
「悪口を言わない人になりたい」と思いつつも、ついつい悪口を言ってしまう人もいると思います。
悪口は本能ですから。
しかし悪口は次の4つの方法で減らすことができます。
- 悪口を言ってしまう理由を把握する
- 客観的視点・広い視点を持つ
- 他人に期待をしない・自分とは別だと思う
- 自分のために努力する
悪口を言ってしまう理由を把握する
まず、なぜ自分は悪口を言ってしまうのか把握することが大切です。
そしてだいたいは嫉妬か、不要な正義感です。
嫉妬してしまうほど強い相手がいるが、友達とその人の悪口を言うことで仲間意識を持ち、嫉妬している相手に勝ったような気持ちになる。
「挨拶することはマナーなのに、しないなんて意味わからない」と悪口を言うことで、自分の不快感を正義感と混同させる。
ほかにも人それぞれ悪口を言ってしまう理由があると思うので、「なぜ自分は悪口を言ってしまうのか」と考えてみてください。
客観的視点・広い視点を持つ
悪口を減らす方法で一番大切なのは客観的視点。
人は自分というものが存在している限り、完璧な客観的視点を持つことはできません。
しかし「客観的視点を持とう」という心がけはできます。
相手に不快を感じても一度立ち止まって「世の中にはこういう人もいるのだ」と思えば、特に怒りを感じることはありません。
あとは相手がその行動をした原因を広い視点を持って、考えることも有効です。
例えばすれ違った人に挨拶をしたけれど、挨拶が返ってこなかった場合。
すぐに悪口を言う人は「挨拶したのに無視された、最悪。」などと言いがちです。
しかし少し広い視点を持ってみれば、相手が挨拶を返してこなかったさまざまな理由が考えられます。
- 自分の声が小さくて聞こえなかったのかもしれない
- 相手が考えごとに夢中だったのかもしれない
- 人見知りで声が出なかったのかもしれない
挨拶を返してこないのは明らかにわざとだ、と思っても本当の正解なんてわかりません。
人は「自分が正しい、絶対にそうだ」と思いがちなので。
他人に期待をしない・自分とは別だと思う
他人に期待するから、裏切られてストレスとなってしまいます。
自分ができるから他人もできるだろう、相手は挨拶を返してくるだろう。
普通なら察するでしょ、常識があるならわかるでしょ。
すべて自分の基準です。
相手には相手の基準があります。
基本的には他人に期待をしない、自分とは別であることを意識するだけで、他人へ怒りや不満を持つことは少なくなります。
自分のために努力する
自分のために努力していると、他人の悪いところなんてどうでもよくなってきます。
他人の悪口をいっても他人は自分のために改善するはずがありません。
そのような生産性のないことをするよりも、自分の悪いところを改善したり、得意分野を伸ばしたりしたほうが、将来の自分のためです。
私は高校時代に勉強を頑張りました。
第一志望の大学に受かるために、悪口なんて生産性0の不要物なので自然と言わなくなります。
勉強を頑張ることで成績は上がり性格もよくなる、一石二鳥でした。
自分の好きなことや趣味に対して努力することで、悪口を言う暇なんてなくなります。
悪口を言わない人はつまらないのか
中には「悪口を言わないなんてつまらない」「本心がわからない」という人もいるでしょう。
たしかに悪口を言わない人になることで「この人つまらないな」と思ってくる人が出てくるかもしれません。
でも、そもそもそのような人とは深く関わる必要がありません。
なぜなら、悪口で盛り上がるような友達は不要、だからです。
お互い最低限の距離感を保ちましょうや、という感じですね。
悪口を言わない人になることで「この人つまらないな」と思ってくる人が出てくると同時に、「この人いい人やな」と思ってくれる人も増えるので大丈夫ですよ。
まとめ:悪口を言わないほうが人生イージーモード
今回の主張は「悪口言わないほうがいいよー」です。
みなさんも薄々は気づいていると思います。
しかし不快に感じるとついつい悪口を言ってしまう人が多いのでしょう。
勇気を持って悪口を言うことをやめてみてはどうでしょうか?
自分の意識・考え方次第で悪口なんていつでもやめられますよ。
悪口を言わないだけで、周りの人間関係もよくなり、自分の評価もあがり、人生イージーモードです。