リケジョまなのブログ

大学生活・受験・オセロなどについて書いています。

【大学受験】受験生のしょうもない質問をバッサバッサ切っていく

いきなりですが、受験で成功する人と失敗する人の違いはなんだと思いますか?

勉強時間の多いか少ないか、やる気の有無、才能があるかないか、、、などが思い浮かぶでしょう。

 

私が思う、成功する人と失敗する人の差は ”考え方がいかに甘いか” です。

受験生・塾バイトを経験した中で、さまざまな同級生・生徒を見てきましたが、「この人は考え方が甘いな」と思った人はだいたい失敗していました。

 

ではなぜ失敗した人は、考えの甘さがバレバレだったのでしょうか?

それは、彼らがいつもしょうもない質問ばかりしていたからです。

 

そこで今回は自分に甘い受験生が言いがちな質問をバッサバッサ切っていこうと思います。

わざといじわるな言い方をしていくので不快に思うかもしれません、ご了承ください。

 

本ブログ筆者

  • センター85%で国公立理系に現役合格
  • 塾バイトを2年経験

 

 

受験生のしょうもない質問をバッサバッサ切っていく

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さっそく質問をいくつか挙げて、それぞれに答えていこうと思います。

 

1日何時間ぐらい勉強すればいいですか?

受験生がしてくるしょうもない質問、堂々の1位です。

高3になってからこの質問をしてくるのはやばい。

 

「〇時間勉強すれば絶対に合格する」なんてことはありません。

後悔したくないなら常に勉強してください。

こう返すと「でも目安が知りたい」とか言っていませんか?

 

そもそも問題を解くスピードが人それぞれ違いますから、同じ時間だけ勉強すれば同じように成績が伸びるわけではありません。

  • 1時間に10問を解くAさん
  • 1時間に20問を解くBさん

上の2人が同じように10時間勉強しても、BさんはAさんの2倍勉強していると言えますよね。

だから、「10時間勉強すればいい」という話ではまったくありません。

 

よく言われる「1日10時間」というのは、1日休みに時間がある限り勉強したら結果的に10時間ぐらいになった、という結果論だと思います。

 

問題集は何周やればいいですか?

試験本番で同じ問題が出てきたら解けるようになるまで、何周でもやってください。

受験生の目的は問題集をやることではありません。

試験の問題を解けるようになって、大学に合格するためです。

 

「問題集は2周やれ」とよく言われますが、問題が解けるようにならなければ、何の意味もありません。

2周したらできるようになるなんて保証はどこにもないですし。

 

以下の2ステップを踏めば、だいたいの問題は解けるようになりますから「問題集は2周やれ」とよく言われるのだと思います。

  1. 初見で解けない問題を見つけ、解けるようにする
  2. 本当に解けるようになったか確かめる

決して2周することが目的ではない、ということを覚えておいてください。

 

〇〇は秋からでいいですか?

「理科は秋からでいいですか?」

「社会は秋からでいいですか?」

いやなんで今からやらないの?

 

「今は時間がないから」とか言う人がいますが、スマホゲームしている時間、YouTube見ている時間けっこうありますよね?

それらの時間も勉強時間にしたらどうでしょうか。

 

ネット上では「○○は秋からでいい!」という情報も多くありますが、結果的に成功しているレアパターンです。

私の周りで、秋から何かやって間に合っている人は、ほぼ100%いませんでした。

 

勉強は何事も早いほうがいいです。

理科・社会もわざわざとっておく必要はどこにもありません。

遅くとも夏休みには一通り勉強して、共通テスト過去問をさっさと解きましょう。

秋になってから間に合わないことに気づいても、手遅れです。

 

受験勉強において秋からというのは、一夜漬けみたいなもの。

なんでわざわざ一夜漬けを選ぶ?

 

定期テストは捨ててもいいですか?

いやできるだけ捨てないでください。

定期テストは試験本番の練習です。

数少ない練習の場を捨てないでください。

 

というか、定期テストの点数が悪くて模試の点数がいい人を見たことがありません。

結果はほぼ同じような感じです。

そもそも模試が解ければ、定期テストもある程度できますから。

定期テストが悪かったときの言い訳を用意しないでください。

 

ただ中には「英語長文のただの暗記じゃん」みたいなテストもあって、それは少し同情します。

 

〇〇は完璧にしたほうがいいですか?

「英単語は完璧にしたほうがいいですか?」

「この問題集は完璧にしたほうがいいですか?」

これもよくある質問です。

 

そもそも実際の試験問題見ましたか?

試験問題を見れば完璧にすべきかわかるはずです。

 

もちろん完璧にできるならそれに越したことはないかもしれません。

ただ、完璧にするためには膨大な時間がかかります。

こだわっていたらまったく先に進みません。

 

だいたい8割ぐらい覚えたな、理解したなと思えばどんどん次のステップへ進みましょう。

そしてそこでわからなければ復習すればいいのです。

 

そもそも試験で100点を狙っているわけではないですから、完璧にこだわらないように。

 

〇〇って意味なくない?

「先生の授業って意味なくない?」

「塾って意味なくない?」

じゃあ何なら意味があるんですか?

 

意味がないと思うなら、ほかに意味のあることを見つけてさっさと結果を出してください。

以上。

 

集中できません。何か対処法ありませんか?

そもそもずっと集中している必要はありません。

むしろ10時間ずっと集中できる人のほうがめずらしいです。

 

100%の集中力でずっと勉強できるのが理想ですが、ときには60%ぐらいの集中力でもいいじゃないですか。

今は集中できないから勉強しない、みたいな言い訳にならないよう気を付けてください。

 

塾はいつから行くべき?

そんなのは早ければ早いほどいい。

塾に通えば勉強時間が増えやすいから。 

「塾に通い始める=受験勉強を始める」と思っているならなおさら早いほうがいいです。

 

早いほうがいい理由を、より具体的にするとこんな感じ↓

塾に高1から通う

→勉強が習慣になる

→勉強時間が増える

→問題を解くスピードが上がる

→高3になったとき勉強効率がいい

 

もちろん人にもよりますが、高3から塾に通って本気を出しても勉強効率が悪くて間に合わない、ということがあり得るわけです。

もし金銭面が気になるなら、授業はちょっとだけにして自習室をフル活用しよう。

 

推薦はずるくないですか?

じゃああなたも推薦使ったらどうですか?

 

推薦をもらっている人の中には、学校の定期テストでしっかり努力して良い評定をもらっている人もいます。

面接や小論文だって最低限の対策をしているはずです。

そんな人たちに向かってずるいというのは、どうなのでしょうか?

 

もし大学受験が早く終わって羨ましいと思うなら、自分も同じように推薦を使えばいいのです。

評定が悪くて推薦をもらえないなら自業自得です。

 

不安ですよね

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多くの受験生はなぜしょうもない質問をしてしまうのでしょうか?

おそらくそれは、受験にしっかりと向き合っていて不安だからです。

 

「自分が今やっていることは意味があるのだろうか?」

「もっとほかにいい方法があるのではないか?」

「この不安から逃げ出したい」

受験にしっかり向き合っているからこそ不安が生まれ、このような不安からしょうもない質問をしてしまうのだと思います。

 

そして自分がラクできそうなほうへ進みそうになります。

「社会は秋からにして避けよう」

「勉強したくないし部活あるし塾はまだいいだろう」

「定期テストの勉強は嫌いだから捨てよう」

 

このように受験生の多くが自分に甘えてしまい、失敗に終わります。

不安でいっぱいだと思いますが、決して自分に甘えず、冷静になってください。

 

まとめ:大学受験において甘い考えは捨てよう

今回は受験生が言いがちなしょうもない質問をバッサバッサ切っていきました。

冒頭でも言いましたが、受験で失敗する人はだいたい自分に甘い人です。

この記事をせっかく読んでくれた受験生は、ここで少し自分を改めてみてはいかがでしょうか?